秋/2

授業計画 / Course Content

実験手技や研究遂行については随時指導するが、それを鵜呑みにするのではなく、各自で実験内容を理解し、関連分野の論文を読むことで得た知識と照らし合わせ、積極的な姿勢で課題研究を実施する。プログレスレポートやジャーナルクラブにおいて、研究進捗状況や研究分野の動向を説明する。これらの議論を通して新たな研究計画を練り実行する。具体的な例は下記の通りである。
1.  分子生物学、細胞工学および遺伝子工学研究における様々な研究手法を理解し習得する。
2.  培養動物細胞を用いて遺伝子機能を解明する。
3.  遺伝子やタンパク質の発現量を定量する種々の手法を理解し習得する。
4.  生体の生理機能を研究する手法の原理を理解し実施する。
5.  プログレスレポートやジャーナルクラブにて、研究発表を行う。

授業時間外学習 / Expected work outside of class

自身だけでなく研究室の研究テーマに関連する文献を調査し、研究の背景や実験手法の理解に務める。

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
出席状況、研究態度、ミーティングでの発表や質問、学会発表、論文投稿などを総合的に評価する。
修士論文と修士論文要旨の提出、修士論文発表会での発表は必須とする。

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

①知識・技能の観点
研究テーマに関連する高度な学術的知識と実験手技を習得している。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
自分の研究テーマだけでなく研究室仲間の研究においても、高度な思考力・判断力・表現力を有している。
③主体的な態度の観点
自分の研究テーマだけでなく研究室仲間の研究においても、主体的に実験データを解釈し、仮説を証明する実験を考案できる。
他分野の研究動向も把握し、自身の研究に応用できる。

必要に応じて、担当教員が指示する。

必要に応じて、担当教員が指示する。