2026 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
理工学研究科
時間割コード
Course Code
93013
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
M日本語ライティング
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
担任者名
Instructor
古川 智樹
曜限
Day/Period
金2
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

この授業では、学術的な論文・レポートを書く際に必要となるアカデミック・ライティングの能力を養成することを目的とする。授業では、日本語で学術的な文章を書くためには何が必要なのか、それらの文章はどのように構成されているのか、文章を書くプロセス・注意点について解説し、練習を行う。具体的には、留学生が間違えやすい表現や日本語の文体の特性(特に副詞・接続詞、文中・文末表現、呼応表現等)、レポート・論文の構成、レポート作成や論文執筆に必要となる文章表現の技術、論点のまとめ方、一次・二次資料の扱い方、論理的な展開方法等を学ぶ。そして、最終的には、大学院レベルの実践的な文章表現技術を身につけ、実際に論理的な構成で2000-4000字程度の文章を書く。

到達目標 / Course Objectives

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で評価する。
・実践的な文章表現技術を学び、大学院レベルのアカデミック・ライティングのスキルを習得する。 
・レポート・論文執筆に必要な情報収集力を身に付けると同時に、専門領域についての知識を深める。 
・データや資料を用いて具体的な論拠を示し、論理的に他者に伝える能力を身に付ける。 
・問題を発見し、批判的に物事を捉えられるアカデミック・リテラシーを身に付ける。 
・自律的に文章を作成するための自己評価のスキルやストラテジーを身につける。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
・課題探究(プロジェクト学習、課題解決型学習、ケーススタディ等含む)

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

第1回「論文とは?」
    :なぜ論文を書くのか、論文を書くときの注意点などについて簡単に紹介する。
第2回「文章の特性を学ぶ①」
    :文中・文末表現、漢字熟語など「書く」活動で用いられる「話し言葉」と「書き言葉」の表現の違いや文体の特性について学ぶ。
第3回「文章の特性を学ぶ②」
    :ナンバリング、助詞、数字や各種記号等の文字表記、論文執筆の際に注意するべき表現について学ぶ。
第4回「研究課題の設定と論文の構成」
    :研究課題を設定し、論文構成、論文のアウトラインの作成方法を学ぶ。
第5回「情報検索の方法:参考文献の探し方・読み方」
    :論文作成の際の情報検索の方法(主に参考文献・引用文献の探し方・読み方)を学ぶ。
第6回「論点をまとめる」
    :資料の論点をまとめ、先行研究として論文の中で事例にあげる方法(批判的、総括的な書き方)を学ぶ。
第7回「一次資料・二次資料の論文中での扱い方/剽窃について」
    :引用のルール・剽窃について学び、適切かつ効果的な資料の引用、参考の仕方(直接引用・間接引用)を身につける。
第8回「パラグラフライティング」
    :文章を書く単位としての「パラグラフ」を理解し、文と文のつながり、段落間の関係を意識して書く方法を身につける。
第9回「論理の展開・論理的な文章」
    :主張(意見)、根拠の提示方法(論証の方法)を学ぶ。
第10回「論文を書く準備①:序論」
    :序論(「はじめに」「目的・研究課題の提示」「研究方法」等)で用いられる表現を学び、論理の展開方法を学ぶ。
第11回「論文を書く準備②:本論」
    :本論(「結果」「考察」等)で用いられる表現を学び、意見の述べ方、論理の展開方法を学ぶ。
第12回「論文を書く準備③:結論」
    :結論(「まとめ」「今後の課題」等)で用いられる表現を学び、論理の展開方法を学ぶ。
第13回「発表論文や論文の要旨を書く」
    :ポイントを抑えて、字数制限以内で要旨を書く、自分の主張を客観的かつ説得力ある文章で書くスキルを身につける。
第14回「ピアリーディング・ピア評価」
    :お互いの課題レポートを読み、表現や論の展開が適切に行われているか評価を行う。
・オンデマンド配信第1回:オリエンテーション+本授業の進め方(ビデオ20分)、課題(30分)
・オンデマンド配信第2回:本授業のまとめと振り返り(ビデオ20分)、課題(20分)

授業時間外学習 / Expected work outside of class

・授業内容の復習を徹底し、日本語能力の向上に努めること。
・授業期間中に複数回課題を出すので、必ず提出すること。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
期末課題レポート(30%)、授業内課題(30%)、授業参加度(40%)
※上記課題はオンデマンド配信授業回での学習課題を含む

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

●授業内課題・期末課題レポートについて
・授業で取り上げた文章作成のポイント、表現を正しく、適切に使ってできているかを評価する。
・授業内外で作成した作成物の内容を評価する。
●授業参加度について
・授業への出席回数を評価する。
・遅刻・早退は3回で欠席1回と見なす。
・正当な理由なく1/3以上欠席した場合、単位は認めない。
・他者と協調し、協働的に学習できているかを評価する。
・授業内での話し合い、ディスカッションに積極的に参加できているかを評価する。

教科書
Textbooks


特に指定しない。主要文献・参考資料は適宜指示する。

参考書
References

浜田麻里他  『大学生と留学生のための論文ワークブック』  くろしお出版  
二通信子他  『留学生と日本人学生のためのレポート・論文表現ハンドブック』  東京大学出版会  
石黒圭  『この1冊できちんと書ける!  論文・レポートの基本』    日本実業出版社  
河野哲也  『レポート・論文の書き方入門』  慶應義塾大学出版会  

フィードバックの方法
Feedback Method

授業内またはKU-LMSを通して行う。

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

メールまたは国際部に来てください。
e-mail:furukawa@kansai-u.ac.jp

備考
Other Comments

授業を休む/休んだ場合は授業前後2日以内に連絡すること(電話・メール可)

【オンデマンド配信授業回に関する情報】
①配信元:関大LMS
②配信時期:第1回:履修登録~初回授業まで、第2回:最終授業~1週間後まで
③質問対応:質問は対面授業時または関大LMSのメッセージで受け付ける