- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 会計研究科(専門職大学院)
- 時間割コード
Course Code - 97045
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 英文会計論
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- 担任者名
Instructor - 浅野 信博
- 曜限
Day/Period - 木4
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
本科目では、会計学、監査論、ファイナンス、コーポレートガバナンス、ディスクロージャーといった学術領域における基本的な事項について解説を行うとともに、関連する学術論文の解題を行う。
学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy
(会計研究科(専門職))
1.知識・技能
会計専門職業人として必要とされる理論と実務に習熟し、かつ職業倫理観および豊かな会計的センス、高度な判断能力や思考能力を修得し、それらを総合的に活用することができる。
2.思考力・判断力・表現力等の能力
健全な精神を持ち合わせた監査界・産業界・官公庁のリーダーたりうる会計専門職業人として行動力をもって社会の要請にこたえることができる。
到達目標 / Course Objectives
会計数値を理解し、分析し、意思決定に利用するためのツールを駆使できるようになる。
授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・財務データの分析
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 英文財務諸表の概要:英文財務諸表のフォーマットについて俯瞰する。
第2回 英文損益計算書:英文損益計算書のフォーマットについて学習する。
第3回 英文貸借対照表:英文貸借対照表のフォーマットについて学習する。
第4回 英文財務諸表の分析(1):基本的な分析手法を学ぶ。
第5回 英文財務諸表の分析(2):応用分析手法を学ぶ。
第6回 英文財務諸表の分析(3):最先端の財務諸表分析手法を学ぶ。
第7回 財務会計と会計原則および概念フレームワーク(1):会計原則の意義・必要性を説明する。
第8回 財務会計と会計原則および概念フレームワーク(2):概念フレームワークの意義・必要性を説明する。
第9回 財務会計の役割と概念フレームワーク:財務会計の機能について、米国のテキストを用いて解説する。
第10回 財務会計の意思決定支援機能:企業価値評価において会計数値がどのように機能しているのか、米国のテキストを用いて解説する。
第11回 財務会計の契約支援機能:経営者報酬契約、負債契約、政府契約といった局面において会計数値がはたす役割を、米国のテキストを用いて解説する。
第12回 コーポレートガバナンスと財務会計(1):コーポレート・ガバナンスに関連する外国の論文を取り上げて、会計数値およびキャッシュフローに与える影響について解説する。
第13回 コーポレートガバナンスと財務会計(2):コーポレート・ガバナンスに関連する外国の論文を取り上げて、その経済的帰結について解説する。
第14回 監査と財務会計:監査に関連する外国の論文を取り上げて、その経済的帰結について解説する。
第15回 総まとめと試験:これまでの講義内容について総まとめと試験を行う。授業時間外学習 / Expected work outside of class
授業資料、教科書を、ノートを読み返し、理解が不十分な箇所に関しては各自参考書を調べるなどして復習をすること。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
複数回の簡単なレポート(30%)および期末試験(70%)で評価する。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
レポートを通じて、各回で取り上げた基本的な問題や概念について、正しく理解できているかどうかを評価する。
- 教科書
Textbooks
-
参考書
References 浅野信博 『監査役会の機能と会計情報』 (中央経済社:近刊)
田村威文・中條祐介・浅野信博 『会計学の手法(第2版)』 (中央経済社)
浅野信博編 『監査人のローテーションに関する研究』 (同文舘出版)
- フィードバックの方法
Feedback Method
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact メール(nassarnou@gmail.com)で問い合わせること。
- 備考
Other Comments 本講義では、英語力はまったく問わない。文法については中学校卒業程度しか要求しない。ただし、講義中で扱うtechnical terms(専門用語)についてはしっかりと押さえてほしい。