- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 東アジア文化研究科
- 時間割コード
Course Code - 98823
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - M文化交渉学(東アジアの歴史と動態) 演習1B
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- 1
- 担任者名
Instructor - 藤田 高夫
- 曜限
Day/Period - 木3
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
演習(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
東アジア地域の歴史とそのダイナミズムを解明するための個別的課題を探求する。従来の歴史研究を文化交渉の歴史として展開するための独自の視点と手法を洗練することを目標とする。
授業では、東アジア地域の「歴史と動態」領域につき、文化交渉学の視点から研究の展開をはかる。これまでの自己の研究を踏まえた上で個別研究テーマを再検討し、学会発表や雑誌投稿を意識して、「研究成果」を出すための具体的指導を行い、「研究報告」としてまとめる。タイムスケジュールを含む研究ロードマップにもとづき、数次にわたる研究報告とりわけ歴史史料の正確な解読とその検討を行いつつ個別指導を進める。さらにポートフォリオを通じてきめ細かな指導を行う。到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
東アジアの歴史と動態に関する高度な知識を体系的に身につけている。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
自己の主張を、論理性と説得力を持たせて表現することができる。
③主体的な態度の観点
東アジア研究のなかに自己の研究成果を位置づけ、主体的に学術的貢献をなそうとする態度を有している。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
・プレゼンテーション(スピーチ、模擬授業等含む)
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 研究計画・研究ロードマップの再検討:課題達成度の確認
第2回 学会発表を意識した研究概要の作成:東アジア文化研究における課題を中心に
第3回 学会発表を意識した研究概要の検討:オリジナリティとインパクト
第4回 重要史料の精読と検討:史料批判の方法と意義を理解する
第5回 関連史料の収集:歴史文献の検索と引用のルールを理解する
第6回 学会発表原稿の作成:有意義なハンドアウト・説得的な語り口
第7回 学会発表原稿の検討:歴史研究のプレゼンテーションの技法を身につける
第8回 学術論文作成への準備:学術論文のコードを理解する
第9回 学術論文原稿の作成(1):「構成」の重要性を理解する
第10回 学術論文原稿の作成(2):史料の価値を活かす配置を身につける
第11回 学術論文原稿の作成(3):インパクトのある「序論」「結論」の書き方
第12回 論文原稿の評価:他者の目を意識した検討
第13回 論文原稿の修正:批判に応えることの重要性を理解する
第14回 関連論文のレビュー:他者の研究を評価する手法を身につける
第15回 まとめ:研究報告の完成と今後の課題の検討授業時間外学習 / Expected work outside of class
各自の研究の進捗状況に応じて、文献レビューやフルペーパーの提出を求めるので、そのための準備時間が必要となる。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
発表内容(50%)、論文原稿の完成度(30%)、授業でのアクティビティ(20%)基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点
発表内容および論文原稿によって評価する。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
発表内容および論文原稿によって評価する。
③主体的な態度の観点
発表内容、論文原稿および授業でのアクティビティによって評価する。
- 教科書
Textbooks
使用しない。
-
参考書
References
適宜指示する。
- フィードバックの方法
Feedback Method 授業での応答および関大LMSを通じてフィードバックする。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact オフィスアワー
時間:火曜2限
場所:個人研究室(法文3号研究棟3階)
※ メールにてアポイントを取ることをお勧めします。
連絡先:tfujita@kansai-u.ac.jp
その他
- 備考
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