- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 法務研究科(法科大学院)
- 時間割コード
Course Code - 96098
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 法情報調査・法文書作成
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- 担任者名
Instructor - 奥野 祐希
- 曜限
Day/Period - 木5
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
法律実務家は、法的問題を解決するために、具体的事実に関連する法令・判例・文献をリサーチしたうえで整理して、書面化することを求められる。
本授業では、法律関係文書の作成をはじめとする弁護士業務を、民事事件・刑事事件の双方において疑似体験することを目的とする。
法曹養成機関である法科大学院教育の本旨にのっとり、法科大学院修了生としてふさわしい法的文書作成能力と経験値を獲得することを主たる目的として、受講生には、各種起案を行ってもらう。
法的文書作成にあたっては、基幹科目をはじめとする法理論科目の履修によって得られた法的知識、法的思考方法、法曹倫理を活かすことが求められる。これらの基本的能力が会得されているか、試される場でもある。そのため、リーガルクリニックやエクスターンシップなどの実務系科目と合わせて受講するとより効果的である。学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy
(法科研究科(専門職))
1.知識・技能
高度職業人たる法曹として自立して活動するために必要とされる高度な理論に裏打ちされた実務的・実践的な知識・技能を修得することができる。
実務的・実践的な知識・能力を総合的に活用することができる。
2.思考力・判断力・表現力等の能力
高度な考動力を発揮して、複雑・多様化する現代社会における法的問題を自ら発見して解決することができる。
到達目標 / Course Objectives
本授業では、実際の具体的な事例や判例の検討を通じて、その調査能力・分析力・事実評価能力・法的表現力を修得してもらい、同時に、法律実務家としてのプレゼンテーション能力の養成も目指す。
授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
・課題探究(プロジェクト学習、課題解決型学習、ケーススタディ等含む)
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 ガイダンス・弁護士の仕事
第2回 法律相談・委任契約書の作成/内容証明郵便の作成
第3回 訴状の作成
第4回 答弁書の作成
第5回 書面作成について
第6回 訴状の作成2
第7回 裁判例の調査と起案
第8回 判決起案(事実認定)
第9回 強制執行
第10回 契約書等の法的チェック
第11回 刑事事件の流れ(国選弁護人としての活動を例に)
第12回 少年事件について
第13回 各種調査委員会等の委員としての報告書作成
第14回 書面の起案全般について
第15回 実務家としての起案作成に関する諸注意授業時間外学習 / Expected work outside of class
レポート等、授業外課題を出すことがあるので、適宜必要な学習を補充した上で取り組むこと。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
授業での発言の積極性(40%)・レポート(60%)による平常成績で総合評価する。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
各回の授業で取り上げた基本的な問題や概念について正しく理解できているかどうかを評価する。
- 教科書
Textbooks
-
参考書
References
- フィードバックの方法
Feedback Method
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact オフィスアワー
その他
メールアドレス:okuno@lawyer.jp.net
- 備考
Other Comments