- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 外国語教育学研究科
- 時間割コード
Course Code - 92439
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - M基礎研究法4
言語分析法(M103) - 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 夏集/2
- 担任者名
Instructor - 北野 浩章
- 曜限
Day/Period - 他
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
この「基礎研究法」では、言語研究の基本的な方法を学ぶことを目標とする。研究方法は多岐にわたるが、どのようなことが問題になるのか、どのように研究計画を立て、データを集め、分析をし、議論を組み立てていくのかを学ぶ。授業では、いくつかの課題を通じて、実際の研究を体験する。また、パソコンを使った情報検索、言語研究法も学ぶ。可能な限り、授業でもパソコンを使った実習を行う。
なお、受講者の興味や研究内容に合わせて、授業者も柔軟に対応するので、授業内容に多少の変更がありえる。到達目標 / Course Objectives
研究倫理を含めた科学的言語研究の基礎知識を理解し、分析能力、研究結果を他者に伝える能力を身につけることを目指す。
授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
・プレゼンテーション(スピーチ、模擬授業等含む)
・課題探究(プロジェクト学習、課題解決型学習、ケーススタディ等含む)
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 序論、授業説明
第2回 文献の入手方法、さまざまな言語データ
第3回 言語データ収集方法、研究方法
第4回 データの利用(1)基本
第5回 データの利用(2)正規表現など
第6回 データの利用(3)実際に使って分析をする
第7回 データの利用(4)コーパスデータを作る、実際に使って分析をする
第8回 データの利用(5)具体的な問題に取り組んでみる
第9回 既成のコーパスデータの利用(1)現代日本語書き言葉均衡コーパス、日本語日常会話コーパスなど
第10回 既成のコーパスデータの利用(2)実際に使って分析をする
第11回 既成のコーパスデータの利用(3)具体的な問題に取り組んでみる
第12回 多様な分析方法(1)データマイニングの基本
第13回 多様な分析方法(2)会話データ分析の基本
第14回 口頭発表:デザイン、プレゼン資料作成の実際
第15回 受講者口頭発表、授業のまとめ授業時間外学習 / Expected work outside of class
宿題、レポート執筆、参考文献を読む、口頭発表の準備。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
定期試験を行わず、授業中の課題、口頭発表、レポート等で総合評価する。
授業参加 30%、口頭発表 35%、レポート(学術論文)35%基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
個々の課題をこなし、データ分析と考察を口頭発表、学術論文として形にする能力を評価する。
- 教科書
Textbooks
使用しない。
-
参考書
References 佐藤望ほか 『アカデミック・スキルズ』第2版 慶應義塾大学出版会
専修大学出版企画委員会編 『改訂版知のツールボックス』 専修大学出版局
山田剛史・林創 『大学生のためのリサーチリテラシー入門』 ミネルヴァ書房
田中共子編 『よくわかる学びの技法』第2版 ミネルヴァ書房
担当教員からお願い:
1.授業ではパソコンを使うので、準備をお願いします。MacでもWindowsでもかまいませんが、iOSやAndroidのタブレットは避けてください。
2.授業で、オンラインのコーパス検索アプリケーション「中納言」を使います。詳しくは、https://chunagon.ninjal.ac.jp/ へ。あらかじめ、ユーザ登録をしておいてください。
大学(院)での学びに関する書籍は多く出ており、大学院生にとっても参考になります。上で挙げた参考書はそのうちのいくつかです。
論文の書き方を手っ取り早く学ぶには、すぐれた学術論文を読んでまねをすることが実践的にも重要です。
- フィードバックの方法
Feedback Method 教員のメールアドレス:kitano@auecc.aichi-edu.ac.jp
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 教員のメールアドレス:kitano@auecc.aichi-edu.ac.jp
授業開始前・期間中を問わず、メールを利用して問い合わせ・質問をするのはまったくかまいません。気になることは気軽に問い合わせてください。
- 備考
Other Comments リモート履修対応:可