- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 総合情報学研究科
- 時間割コード
Course Code - 95129
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - Mカオス理論
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- 担任者名
Instructor - 広兼 道幸
- 曜限
Day/Period - 木2
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
カオス(Chaos)とは「混沌」を意味し、決定論的非線形力学系が示す1つの挙動を示す。
1961年、気象学者のローレンツは天気予報の式を提案し、その式における初期値のわずかな違いが、その後の予報に大きなな違いをもたらすことを発見した。この数列の動きが初期値に敏感に依存する現象に、「カオス」という名前がつけられた。身の回りには、初期値に敏感に依存する複雑な振る舞いを持つ現象が多く見られ、これらの現象を解析するためにカオスの適用例が多く見られる。本講義では、カオス理論の基本的な概念を説明し、様々な分野におけるカオスの適用例について紹介し、その適用可能性について論じる。学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy
(総合情報学研究科(M知識情報学))
1.知識・技能
研究者もしくは高度な専門知識を有する職業人「情報スペシャリスト」として活動するために必要とされる高度な知識・技能を修得し、それらを総合的に活用することができる。
2.思考力・判断力・表現力等の能力
高度専門職業人に求められる広い視野に立った情報に関する理論を身に付け、各専攻分野に必要とされる調査能力、分析能力、及び情報技術を駆使する技能を備え、社会に貢献することができる。
3.主体的な態度
自らが強い研究意欲を有し、自らの学びに責任を持ち、自らが未解決の課題に取り組むことができる。
到達目標 / Course Objectives
・カオス理論に対する理解を深める。
・カオス理論の適用方法に関する理解を深める。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
・プレゼンテーション(スピーチ、模擬授業等含む)
・課題探究(プロジェクト学習、課題解決型学習、ケーススタディ等含む)
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
01)カオスとは
02)面積保存型写像のカオス
03)面積縮小型写像のカオス
04)アトラクタ
05)いろいろなカオス
06-14)カオスの適用例
15)まとめ授業時間外学習 / Expected work outside of class
授業の初回に課題を出すので、スケジュールに従い課題をこなしておくこと。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
課題に対するレポートの内容とプレゼンテーション能力などで総合的に評価する。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
・レポートに対する完成度・信頼度
・プレゼンテーションの新規性・完成度
- 教科書
Textbooks
適宜、プリントを配布する。
-
参考書
References
適宜、指示する。
- フィードバックの方法
Feedback Method 講義時間内に実施する。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 関大LMSを利用する。
- 備考
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