- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 文学研究科
- 時間割コード
Course Code - 90812
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - Mエジプト学研究B 講義
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- 担任者名
Instructor - 藤井 信之
- 曜限
Day/Period - 木3
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
この講義では、春学期に引き続きエジプト学において基礎となる中期エジプト語(古典語となった中期エジプト語を含む)で書かれたテキストを講読し、それに基づいて古代エジプトの歴史と文化を考察する。
到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
中期エジプト語の文法を習得してエジプト語史料を読むことができる。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
先行研究に依拠するだけでなく、習得した文法知識に基づき、自分自身のテキスト解釈を提示できる。
③主体的な態度の観点
史料に基づいて歴史や社会、あるいは文化について考察できる。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1週 イントロダクション:講義の進め方を説明し、取り上げるテキストを受講生と相談して選定する。
第2週〜第14週 基礎文法を確認しながら史料の読解を進める。
第15週 まとめ授業時間外学習 / Expected work outside of class
受講生は次の講義までに予習としてエジプト語の辞書を用いてテキストを訳してくる。そして復習として講義を踏まえて自身の解釈を再検討する。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
質疑応答、授業への参加度、講義内での小テストなどを総合した平常評価(100%)
基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
授業への参加の度合い、到達目標がどの程度達成されているかを評価する。
- 教科書
Textbooks
使用しない。プリントを配布する。
-
参考書
References 吹田浩 中期エジプト語基礎文典 増補新装版 ブイツーソリューション, 2009年 ISBN978-4-434-13231-5
Raymond O. Faulkner, A Concise Dictionary of Middle Egyptian, Griffith Institute, 1962 ISBN0-9004-16-32-7
Rainer Hannig, Grosses Handwoerterbuch Aegyptisch-Deutsch(2800-950 v. Chr.), Philipp von Zabern, 1995 ISBN3-8053-1771-9
Sir Alan Gardiner Egyptian Grammar, 3rd ed. rev., Griffith Institute, 1957 ISBN0-9004-16-35-1
James P. Allen Middle Egyptian: An Introduction to the Language and Culture of Hieroglyphs. 3rd ed. Cambridge U.P., 2014 978-1-107-66328-2
必要な参考文献の入手方法は授業時に紹介する。
- フィードバックの方法
Feedback Method 授業中に解説する。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 授業の後に対応する。
- 備考
Other Comments エジプト学を専攻しない学生は、古代エジプト語の学習およびエジプト語史料の読解を通じてエジプトの歴史と文化について理解を深め、比較研究の材料として、自身の研究に役立てて欲しい。