2017 年度の講義概要のデータベースを検索します。
学部・研究科
Faculty/Graduate School
会計研究科(専門職大学院)
時間割コード
Course Code
97123
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
XBRL論
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
担任者名
Instructor
中溝 晃介
曜限
Day/Period
金4
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

本講義では,金融庁のEDINETや東京証券取引所のTDnetなどの電磁情報開示システムに導入された,財務報告用のコンピュータ言語XBRLについて,その歴史的背景,技術的基礎,応用事例などを取り上げる。

到達目標 / Course Objectives

XBRLは,コンピュータ言語として複雑な技術をもっている。基礎技術はXML言語であるが,最新の仕様(XML  SchemaやXLinkなど)を備えており,技術的な全体像を網羅的に理解することは難しい。しかしながら,EDINETやTDnetに提出する企業の財務諸表は,従来のPDF形式に加えてXBRL形式でも作成しなければならない。つまり,会計士にとってXBRL関する知識は不可欠なものとなりつつある。以上のことから,本講義では,XBRLの基礎知識を習得することを目標としている。

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

第1回  イントロダクション―本講義の目的と進め方―
第2回  XBRLとは何か
第3回  XBRLを構成する基本要素
第4回  XBRLの歴史と背景,活用事例
第5回  財務諸表とXBRL①
第6回  財務諸表とXBRL②
第7回  タクソノミの構造と仕組み①
第8回  タクソノミの構造と仕組み②
第9回  タクソノミの拡張①
第10回 タクソノミの拡張②
第11回 EDINETの報告インスタンスの特徴
第12回 EDINETタクソノミの特徴
第13回 XBRL  GLの基礎
第14回 XBRLの展開
第15回 本講義のまとめ

授業時間外学習 / Expected work outside of class

各自で,EDINETやTDnetにアクセスし,XBRL形式の財務諸表をダウンロードして,XBRLに触れてもらいたい。

成績評価の方法・基準
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

 授業への参加態度(20%),レポート(20%),期末試験(60%)で総合評価を行う。ただし,出席率が低い場合には単位を認定しない。

基準 / Evaluation Criteria

XBRLの基礎知識の理解度で評価する。

教科書
Textbooks

坂上学  新版 会計人のためのXBRL入門  同文舘  ISBN:9784495189327

参考書
References

小谷融,宮武記章,芝野稔  XBRL財務諸表活用のキホン―自分で収集・分析できる!  税務経理協会  ISBN:4419058234

備考
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