秋/2

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授業計画 / Course Content

第1回　ガイダンス（ゼミの進め方、教科書について（条約の意義、教科書の使い方）、など）
　　　　レクチャー「国際機構の創設と実践」

第2回　レクチャーとディスカッション（１）
　　　　〈テーマ「国連と国際司法裁判所」〉　

第3回　レクチャーとディスカッション（２）
　　　　〈テーマ「欧州審議会と欧州人権裁判所」〉

第4回　レクチャーとディスカッション（３）
　　　　〈テーマ「EUとEU司法府」〉

第5回　レクチャーとディスカッション（４）
　　　　〈テーマ「国連と刑事裁判−旧ユーゴ国際刑事裁判所から
　　　　　　国際刑事裁判所へ−」〉

第6回ー第7回　事例研究（１）
　　　〈核実験事件（国際司法裁判所）、核兵器による威嚇・使用の合法性事件（国際司法裁判所）、原爆訴訟（東京地方裁判所）を検討予定〉

第8回　事例研究（２）
　　　〈Soering事件（欧州人権裁判所）、Van  Gend  en  Loos事件（EU司法府）、Costa  v.  ENEL事件（EU司法府）、Solange事件（ドイツ憲法裁判所）を検討予定〉

第9回　事例研究（３）－旧ユーゴ紛争、ルワンダ紛争、コンゴ紛争、ダルフール紛争と国際刑事裁判−

第10回　ゼミレポート執筆構想報告

第11回　レポートの書き方（１）

第12回　全体ディスカッション

第13回　ゼミレポート中間報告

第14回　レポートの書き方（２）

第15回　ゼミレポート最終報告、総括

授業時間外学習 / Expected work outside of class

演習中の指示に従い、事前・事後の学習に取り組むこと。

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。定期試験を行わず、報告（30％）・授業時発言（40％）・レポート（30％）など平常成績で総合評価する。

基準 / Evaluation Criteria

現代の国際社会で生じている諸問題を正確に理解することのできる上級レベルの知識を身につけているか否かで評価する。理解度は演習内で行われる議論や発表等に基づき判断する。

位田隆一、最上敏樹（編集代表）　　『コンサイス条約集（第2版）』　　（三省堂、2015年）　　
毎回必携。

カント（著）、宇都宮芳明（訳）　　『永遠平和のために』　　(岩波書店)　　岩波文庫 篠原初枝　　『国際連盟－世界平和への夢と挫折－』　　（中央公論新社、2010年）　　中公新書 高野雄一　　『国際組織法』　　（有斐閣、1975年）　　法律学全集 杉原高嶺　　『国際司法裁判制度』　　（有斐閣、1996年）　　 小田滋（著）、酒井啓亘、田中清久（補訂）　　『国際司法裁判所(増補版）』　　（日本評論社、2011年）　　 松井芳郎（編集代表）　　『判例国際法（第2版）』　　（東信堂、2006年）　　 辰巳浅嗣（編著）　　『EU−欧州統合の現在−（第3版）』　　（創元社、2012年）　　 中村民雄、須網隆夫（編著）　　『EU法基本判例集（第2版）』　　（日本評論社、2010年）　　 藤田久一　　『核に立ち向かう国際法−原点からの検証−』　　（法律文化社、2011年）　　 堀川恵子　　『原爆供養塔－忘れられた遺骨の70年－』　　（文藝春秋、2015年）　　 多谷千香子　　『「民族浄化」を裁く－旧ユーゴ戦犯法廷の現場から－』　　（岩波書店、2005年）　　岩波新書 長有紀枝　　『スレブレニツァ－あるジェノサイドをめぐる考察－』　　（東信堂、2009年）　　 ジョセフ・セバレンジ、ラウラ・アン・ムラネ（著）、米川正子（訳）　　『ルワンダ・ジェノサイド生存者の証言－憎しみから赦しと和解へ－』　　（立教大学出版会、2015年）　　 米川正子　　『世界最悪の紛争「コンゴ」−平和以外に何でもある国−』　　（創成社、2010年）　　創成社新書
その他、適宜紹介する。