2017 年度の講義概要のデータベースを検索します。
学部・研究科
Faculty/Graduate School
総情
時間割コード
Course Code
70799
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
サウンドインタラクション実習
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/1
担任者名
Instructor
米澤 朋子
曜限
Day/Period
水3
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

本実習では、
  1.音の基礎として、音の波形・音の信号を理解したのち、  音のプログラミングツールを用い,狙った音を生成する技法を身につける。
  2.また、そういった音を出したり変化させるために、  コンピュータのマウスやキーボード以外のサウンドコントローラを作ったり使ったりする。
  3.最終的に授業課題の成果をもって「新しい楽器」を提案する。 
音を出すインタラクションを自分で設計して作ってみたい人向けの実習です。 
※プログラミングのある実習です
※電子工作も行います
※グループワーク型実習がメインです
☆シンセサイザーツールキットKORG  Littlebitsを用いた実習も適宜導入します

到達目標 / Course Objectives

音のデザインを考えたり音を出す方法を深く考察する力を付け、小さな楽器やエフェクター程度のものを、コンピュータやデバイス上で作ること。

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

第01回 導入 音とは(音の波形、音の信号) 、音楽とは
第02回 音を出そう1  pd-extendedとKORG  LittleBitsを使った音の加工解説
第03回 音を出そう2  MIDI楽器を鳴らす,制御する
第04回 音を変えよう  エフェクトをかける(MIDI版/signal波形版)
第05回 音楽情報の記録とマッピング〜自動演奏プログラム 拍・音程の理解
第06回 ループ音楽基礎 和音進行、拍とメロディ
第07回 入力にArduinoを使ってみよう1:光センサを使ったハープ  解説と実習
第08回 入力にArduinoを使ってみよう2:力センサや曲げセンサによるアコーディオンインタフェース  解説と実習
第09回 マイク入力: 音入力の高さ・大きさ・タイミングを使って楽しむ
第10回 これまでのまとめと最終課題(個人・グループ)の中間発表会
第11回 最終課題を実習
第12回 グループ課題テーマ発表
第13回 最終課題を実習
第14回 最終課題を実習 
第15回 課題作品の最終発表会と講評

授業時間外学習 / Expected work outside of class

・Pd-extendedを用いたサウンドコントロール課題実習
・グループ課題

成績評価の方法・基準
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。出席、3-4回に一度の課題レポートもしくは課題実習、および最終作品と最終レポートによる評価

基準 / Evaluation Criteria

最終作品と最終レポートの提出と発表、
および中間課題や実習中の課題の参加率70%以上

教科書
Textbooks


負担が大きくならないよう配慮はしますが,授業中に適宜指示する可能性もあります

参考書
References

松村  誠一郎  Pd  Recipe  Book  -Pure  Dataではじめるサウンドプログラミング  ビー・エヌ・エヌ新社   中村隆之  PureData」ではじめるサウンド・プログラミング―「音」「映像」のための「ビジュアル・プログラミング」言語  工学社   美山千香士  Pure  Data  -チュートリアル&リファレンス  ワークスコーポレーション  
http://www.pd-tutorial.com/ 
http://makezine.jp/

備考
Other Comments

音プログラミングソフトウェア「Pd_extended」の状況に応じて、別の音プログラミング言語(SuperCollider,  Csound等)に変更する可能性もある。