- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 総情
- 時間割コード
Course Code - 70595
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 環境経済学
<S> - 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- 担任者名
Instructor - 栗田 郁真
- 曜限
Day/Period - 月3
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
本講義の前半では地球温暖化問題を取り上げ、それに対応する政策として環境税ならびに排出量取引制度に関わる経済学の理論的枠組みを学ぶ。後半では地球温暖化問題と密接な関係にあるエネルギー問題を取り上げ、原子力発電・エネルギーコスト・再生可能エネルギーについての論点を経済学の観点から検討する。
到達目標 / Course Objectives
(1) 地球温暖化問題に関わる環境税ならびに排出量取引制度の経済学の理論枠組みを説明することができる。
(2) 地球温暖化防止政策とエネルギー政策における現状を多角的に説明することができ、自らの見解を体系的に述べることができる。
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 ガイダンス:環境問題とエネルギー問題
第2回 環境税:需要曲線と供給曲線、導入の意義
第3回 環境税:ピグー税、ボーモル・オーツ税
第4回 環境税:日本における現状
第5回 地球温暖化防止政策の経緯(1)
第6回 地球温暖化防止政策の経緯(2)
第7回 排出量取引制度:枠組み
第8回 排出量取引制度:EU-ETS
第9回 地球温暖化問題とエネルギー問題の接合点
第10回 環境とエネルギー:原子力発電
第11回 環境とエネルギー:エネルギーコスト
第12回 環境とエネルギー:再生可能エネルギー(1)
第13回 環境とエネルギー:再生可能エネルギー(2)
第14回 環境とエネルギー:電力システム改革
第15回 講義のまとめ授業時間外学習 / Expected work outside of class
環境問題ならびにエネルギー問題は日々変化しているため、常に新聞の関連記事に目を通すこと。
- 成績評価の方法・基準
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
筆記試験に代わる論文(レポート)の成績で評価する。レポート100%、手書き・6,000字以上
基準 / Evaluation Criteria
各回で取り上げた政策の概念や経済学的枠組みについて正しく理解できているかを評価する。
- 教科書
Textbooks
-
参考書
References 浅子和美/落合勝昭/落合由紀子 『グラフィック環境経済学』 新世社 植田和弘/梶山恵司 『国民のためのエネルギー原論』 日本経済新聞出版社 経済産業省 『エネルギー白書』 http://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/ にて入手可能
- 備考
Other Comments 本講義の内容は授業の進捗状況に応じて変更・調整することがある。質問等はE-mailによって受け付ける。