2017 年度の講義概要のデータベースを検索します。
学部・研究科
Faculty/Graduate School
時間割コード
Course Code
64318
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
プロセス最適化工学
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
担任者名
Instructor
岡田 芳樹
曜限
Day/Period
木2
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

 プロセス最適化工学の目的は、化学プロセス全体の概略を計画し、化学プロセスを構成する種々の単位操作の設計条件を決定し、そして各単位操作の運転条件を決めるために必要となる方法、手順を明らかにすることである。
 この講義では、化学工学に関する幅広い知識が必要となるため、いくつかの例題を通して考え方を解説するとともに、演習を交えて講義する。

到達目標 / Course Objectives

 本講義を受けることにより、エネルギーを最も効率的に利用する化学プロセスの設計手順、プロセスの制御、プロセスの改善などの内容を理解できる。

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

第1回  プロセスシステム工学とは
第2回  化学プロセスのフローシートと収支式
第3回  ユニットと流れの結合
第4回  プロセスの自由度
第5回  プロセス変数の最適化手法
第6回  化学プロセスの経済性
第7回  プロセス設計例(1)
第8回  プロセス設計例(2)
第9回  演習
第10回  ヒートインテグレーション
第11回  演習
第12回  プロセス制御
第13回  プロセスの感度
第14回  プロセスの運用と管理
第15回  まとめ

授業時間外学習 / Expected work outside of class

プロセス最適化工学で学ぶ概念や手法は、実際に自分で問題を解き計算し、その結果を吟味することが重要である。したがって、講義および演習後に復習を行うこと。

成績評価の方法・基準
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。授業中に行う演習の成績などの平常成績(30%)と筆記試験の成績(70%)で評価する。

基準 / Evaluation Criteria

講義内容に対する理解度を評価する。

教科書
Textbooks


適宜プリントや資料を配布する。

参考書
References

松山久義、橋本伊織、西谷紘一、仲勇治共著  『プロセスシステム工学』  (オーム社)   化学工学会編  『現代の化学工学II』  (朝倉書店)  

備考
Other Comments

オフィスアワーについて:取り扱いの詳細については、授業時に追って指示する。