- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 社
- 時間割コード
Course Code - 51018
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 現代心理学特論1
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- 担任者名
Instructor - 山田 冨美雄
- 曜限
Day/Period - 金4
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
言語 / Language
<春>
日本語(Japanese)授業概要 / Course Description
<春>
健康心理学とは、健康づくりのために心理学を適応した応用心理学です。健康づくり とは、単に病気を治することではなく、早期発見・早期治療、そしてなによりも予防が何より。元気な間に、病気にならず、健康的な生き方を身につけましょう。そのためには、健康を阻害する要因を減らし、健康によい行動を増やすことが重要です。
本講義では、こうした健康心理学が生まれた経緯、我が国における健康心理学上の課題について学び、健康づくりの考え方を知って実社会に通用する健康的な自分作りをしましょう。
到達目標 / Course Objectives
<春>
1 健康に関心をもつ。
2 健康になるための科学的思考法を理解する。
3 健康によい行動、よくない行動について語ることができる。
4 健康心理学上の重要な用語を理解する。
5 身近な人を健康に導く方法を考える。
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
<春>
第1回 健康とは何か(WHOの定義、身近な健康と不健康)
第2回 健康心理学とは何か(健康心理学の歴史と課題)
第3回 日本の健康・医療の現状(医療費・超高齢社会への対策)
第4回 ヘルスプロモーション(健康増進法の精神)
第5回 生活習慣と健康(TTM:トランスセオレティカルモデル)
第6回 がんとその予防(がんとは何か、発がん物質、治療、予防)
第7回 アルコール問題(アルコールと健康問題)
第8回 喫煙問題(タバコと健康、禁煙法)
第9回 ドラッグと依存症(麻薬、覚醒剤、依存症の治療)
第10回 依存の多様性(賭博、ショッピング、ネット、ゲーム)
第11回 リスクとそのマネジメント(事故、災害、戦争)
第12回 自殺(自殺対策基本法の精神、自殺予防)
第13回 犯罪(犯罪者の心理、防犯対策、地域づくり)
第14回 メンタルヘルス(労働安全衛生法、ストレスチェック)
第15回 健康とは何か再考
授業時間外学習 / Expected work outside of class
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授業進行につれ、授業中に紹介される統計資料や法規について、厚生労働省のホームページを参照し、独自に勉強してください。
- 成績評価の方法・基準
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
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定期試験(筆記試験)の成績と平常成績で総合評価する。試験70%と授業時課題30%の総合評価。
基準 / Evaluation Criteria
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試験では、マークシートを利用した客観テストを用い、健康心理学上の基礎的な用語や考え方について客観的に評価を行う。一方毎回の授業中に課題を与え、提出物を3段階で評価する。
- 教科書
Textbooks <春>
島井哲志・長田久雄・児玉正博(編) 健康心理学・入門:健康なこころ・身体・社 会づくり 有斐閣(有斐閣アルマ)
備 考 / Note=====================================
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参考書
References <春>
島井哲志 健康心理学 培風館 1997年発行 日本健康心理学会(編) 健康心理学基礎シリーズ(1~4巻) 実務教育出版 1997年発行 山田冨美雄(監修・編著) 医療の行動科学I:医療行動科学のためのミニマムサイコロジー 北大路書房 2017年改訂
備 考 / Note=====================================
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自分の健康を客観的に評価し、健康づくりの重要性に目覚め、積極的に健康的な生き方をしようと決心するための授業機会です。
- 備考
Other Comments <春>
yamada@tamateyama.ac.jp