- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 経
- 時間割コード
Course Code - 30833
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 経済変動論1
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- 担任者名
Instructor - 岸 慶一
- 曜限
Day/Period - 火5
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
経済成長は将来的に我々の生活を豊かにする。世界各国の所得データを参照すれば、日本のように豊かな国がある一方で、多くの貧しい国が存在することがわかるだろう。では、どのようにして国は豊かになるのか。貧しい国はどうして貧しいのか。大きな格差を生む要因を指摘できるのだろうか。
本講義では、統計データを利用して国家間の成長格差などについて学ぶ。さらに、経済成長の主要な決定要因や経済成長のための経済政策などについて理論的かつ実証的に学ぶ。到達目標 / Course Objectives
①統計データから経済成長・景気循環に関する諸事実について理解する。
②経済成長率がどのようなメカニズムで決定するのかを理解する。
③政府の実施する経済政策が、どのように経済成長に影響を与えるのかを理解する。
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
1. 経済成長の諸事実
2. 資本蓄積と経済成長(ソローモデル)
3. ミクロ的基礎付けのある経済成長理論(世代重複モデル)
4. 人口と経済成長(マルサスモデル)
5. 人的資本と経済成長(AKモデル)
6. 生産性の測定
7. 政府の役割授業時間外学習 / Expected work outside of class
授業資料およびノートを読み返し、授業内容の理解に努めるよう復習をすること。
- 成績評価の方法・基準
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験(筆記試験)の成績で評価する。定期試験(100%)
基準 / Evaluation Criteria
単純な計算ができるだけでなく、得られた計算結果をどのように言葉で解釈できるのかを問う。
- 教科書
Textbooks
指定テキストはない。講義は主にレジュメと板書で進める。
-
参考書
References 二神孝一, 堀敬一 マクロ経済学 有斐閣 二神孝一 動学マクロ経済学 [成長理論の発展] 日本評論社 R.J. バロー, X. サラ-イ-マーティン (大住圭介 訳) 内生的経済成長論Ⅰ[第2版] 九州大学出版会 R.J. バロー, X. サラ-イ-マーティン (大住圭介 訳) 内生的経済成長論Ⅱ [第2版] 九州大学出版会 David N. Weil Economic Growth 3rd International edition Pearson Philippe Aghion, Peter Howitt The Economics of Growth MIT press
- 備考
Other Comments 受講生の理解度等に応じて進度・内容は調整されることがある。
ミクロ・マクロ経済学および計量経済学の基礎的な知識が要求される。
数学を多用する。
通年で履修すること。