- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 法/文/経/商/社/政策
- 時間割コード
Course Code - 11088
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 政治学原論2
(各論) - 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- 担任者名
Instructor - 石橋 章市朗
- 曜限
Day/Period - 水3
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
この授業では、19世紀末からアメリカで発達した「政治科学(political science)」の研究成果を手がかりに、民主的な政治システムについて論じます。アメリカでは、経済学、心理学、社会学といった分野で自然科学の手法を取り入れた実証研究が盛んになり、政治学もこれにやや遅れて政治学の科学化が進みました。この講義では、こうした学問的なバック・グランドをおさえつつ、多様な人々からなる実際の政治行動の相互関係としての政治について明らかにします。
※ この授業ははじめて政治学を勉強する学生にもわかりやすい内容になっています。到達目標 / Course Objectives
政治科学の観点から民主政治のメカニズムについて理解を深めることをこの授業の目標とします。
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
Ⅰ 政治科学の方法論的な特徴
1.法学的アプローチから現実主義的アプローチへ
2.行動論政治学
3.脱行動論革命後の政治学
Ⅱ 民主的な政治システム
1.民主主義:ウェストミンスター型とコンセンサス型
2.小選挙区制と比例代表制
3.二党制と多党制
4.政党組織
5.変換型議会、アリーナ型議会
6.多元主義とコーポラティズム
7.官僚制
8.政治参加
9.政治心理、政治文化
Ⅲ 日本政治分析
1.55年体制の成立と崩壊
2.現在の日本政治授業時間外学習 / Expected work outside of class
シラバスで指定している教科書や参考書の範囲を読み、内容を把握するようにしましょう。
- 成績評価の方法・基準
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験(筆記試験)の成績で評価する。定期試験の成績(100%)。
履修者数が多数になった場合には、成績評価方法を「定期試験(16週目)」に変更することがあります。成績評価方法が変更になった場合は、インフォメーションシステム等で連絡します。基準 / Evaluation Criteria
政治科学の観点から民主政治について基本的な知識を身につけているか。
民主的な政治システムの主要な論点について理解し、自分の意見を述べることができるか。
- 教科書
Textbooks
-
参考書
References 山川雄巳 『政治学概論』〔第二版〕 有斐閣、1994年。 久米郁男ほか 『政治学』〔増補版〕 有斐閣、2011年。 森脇俊雅 『現代政治学ー展開と課題』 芦書房 、2006年。 A・レイプハルト 民主主義対民主主義 [原著第2版] 勁草書房, 2014年
- 備考
Other Comments 質問等は「関大LMS」でも受け付けます。
2017.09.20 成績評価方法変更