2016 年度の講義概要のデータベースを検索します。
学部・研究科
Faculty/Graduate School
社会安全研究科
時間割コード
Course Code
95550
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
Mヒューマンエラー特論
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
担任者名
Instructor
中村 隆宏
曜限
Day/Period
木5
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

 ヒューマンエラーと事故・災害との間に密接な関係があることは広く認識されているが、万全たる対応策は必ずしも確立されていない。ヒューマンエラーに対する誤った認識から誤った対策が導かれることにより安全対策の効果が損なわれ、事故や災害の再発につながる事態も起こりうる。
 本講義では、身近な出来事から社会的に大きな影響を及ぼした大事故に至るまで、様々な事例の背景要因を探りつつ、ヒューマンエラーの本質を把握し事故・災害を防止するための具体的かつ実践的な方策について考察する。

到達目標 / Course Objectives

ヒューマンエラーに関する基礎知識を習得し、課題把握および課題解決について検討できること。

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

第1回 ガイダンス(講義計画、成績評価の方法、ヒューマンエラー概論)
第2回 ヒューマンエラーと事故防止
第3回 ヒューマンエラー対策
第4回 ヒューマンエラーの基礎知識
第5回 リスクアセスメントとヒューマンエラー
第6回 身近な安全マネジメント
第7回 作業環境・作業状況とリスク
第8回 擬似的な危険体験と安全教育
第9回 現場の実態とヒューマンエラーエラー
第10回 エラーの本質を考える①
第11回 リスク評価に基づくリスクマネジメント
第12回 エラーの本質を考える②
第13回 エラーの本質を考える②
第14回 実際場面のエラーマネジメント
第15回 総括

授業時間外学習 / Expected work outside of class

知識習得のための授業内容の復習、小レポートの作成

成績評価の方法・基準
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Course Content

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。平常試験(小テスト・レポート等)(100%)

基準 / Evaluation Criteria

授業を通じて習得した知識を活用し、課題の把握・解決を行えること

教科書
Textbooks


教科書は使用しない。ただし、毎回、講義レジュメ・資料を配布する。

参考書
References

篠原一光、中村隆宏 編  心理学から考えるヒューマンファクターズ  有斐閣ブックス   関西大学社会安全学部 編  事故防止のための社会安全学  ミネルヴァ書房   シドニー・デッカー  ヒューマンエラーを理解する 実務者のためのフィールドガイド  海文堂  
その他の参考書については、講義の進捗および内容に応じて適宜紹介する。

備考
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