- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 東アジア文化研究科
- 時間割コード
Course Code - 98889
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - D文化交渉学研究(東アジアの歴史と動態) 演習1B
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- 1
- 担任者名
Instructor - 藤田 高夫
- 曜限
Day/Period - 木2
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
東アジア地域の歴史とそのダイナミズムを解明するための個別的課題を探求する。従来の歴史研究を文化交渉の歴史として展開するための独自の視点と手法を洗練することを目標とする。
授業では、東アジア地域の「歴史と動態」領域につき、文化交渉学の視点から研究の展開をはかる。これまでの自己の研究を踏まえた上で個別研究テーマを再検討し、学会発表や雑誌投稿を意識して、「研究成果」を出すための具体的指導を行い、「年次研究報告」としてまとめる。タイムスケジュールを含む研究ロードマップにもとづき、数次にわたる研究報告とりわけ歴史史料の正確な解読とその検討を行いつつ個別指導を進める。さらにポートフォリオを通じてきめ細かな指導を行う。到達目標 / Course Objectives
本授業の到達目標は次のとおり。
①自己の研究を組み立てる能力の習得
②自己の研究を表現する能力の習得
③他者の研究を評価する能力の習得
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 研究計画・研究ロードマップの再検討:課題達成度の確認
第2回 学会発表を意識した研究概要の作成:東アジア文化研究における課題を中心に
第3回 学会発表を意識した研究概要の検討:オリジナリティとインパクト
第4回 重要史料の精読と検討:史料批判の方法と意義を検討する
第5回 関連史料の収集:歴史文献の検索と引用のルールを確認する
第6回 学会発表原稿の作成:有意義なハンドアウト・説得的な語り口
第7回 学会発表原稿の検討:歴史研究のプレゼンテーションの技法を洗練する
第8回 学術論文作成への準備:学術論文のコードを確認する
第9回 学術論文原稿の作成(1):「構成」の重要性を確認する
第10回 学術論文原稿の作成(2):史料の価値を活かす配置を身につける
第11回 学術論文原稿の作成(3):インパクトのある「序論」「結論」
第12回 論文原稿の評価:他者の目を意識した検討
第13回 論文原稿の修正:批判に応えることの重要性を理解する
第14回 関連論文のレビュー:他者の研究を評価する手法を身につける
第15回 まとめ:研究報告の完成と今後の課題の検討授業時間外学習 / Expected work outside of class
各自の研究の進捗状況をポートフォリオに記入することが求められる。
- 成績評価の方法・基準
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Course Content
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。到達目標①②③(各30%)に授業への取り組み姿勢(10%)を併せて評価する。
基準 / Evaluation Criteria
上記到達目標の達成度は、個別の報告及び執筆論文の完成度によって評価する。
- 教科書
Textbooks
使用しない。
-
参考書
References
授業中に適宜指示する。
- 備考
Other Comments オフィスアワー 時間:火曜日・木曜日の昼休み 場所:個人研究室(法文3号研究棟3階) メールにてアポイントを取ることをお勧めします。
連絡先:tfujita@kansai-u.ac.jp