- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 商学研究科
- 時間割コード
Course Code - 91761
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - Mロジカルシンキング 講義
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋(隔・ク)/2
- 担任者名
Instructor - 山中 英嗣
- 曜限
Day/Period - 土1/土2
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
本クラスで扱うロジカルシンキング(論理的思考)はおよそ寝ているとき以外のあらゆる場面で活用できます。
●論文や報告書、会議における討議の場面や上司と部下、同僚同士、顧客との会話の中で、その議論がそもそも正しい前提にのっとったものであるかどうかを理解し、必要に応じ流れを変える
●議論の結果が正しくても、そもそもその議論自体が今すべきもっとも重要な議論なのかどうかを確認し、ものごとの優先順位を考えて行動を変える
複雑かつ不確実な状況下で下される「論理(ロジック)」的な判断力は、周りに対する説得力と信頼性を増す大きな武器となります。
このような状況におけるものごとの「大前提」について正しい認識を持つことができ、効果的な結論を導くことができるようになります。そのための実践できる論理的なスキルと技術を学びます到達目標 / Course Objectives
●ロジカルシンキングの中でも、実践のために最も難しいのは、与えられた課題をただ解決する、というレベルの行動ではありません。
「失敗しないようにすること」ではなく、「最適解」を目指すことです。
例えばだれも認識していない課題に「自ら(主体的に)」気づき、問題解決をしていく「より一歩先の」行動です。
そして、そのためには、現状に満足せず、「自分はどういった前提で何をすべきか?」という点について、意識的に考える癖をつけることです。 専門分野では、特にこの視点をクリティカルシンキングと呼びますが、このクリティカルな視点を前提に、ロジカルな判断をしていくことが重要です。
つまり、コンピュータのように課題や前提をインプットされて初めてアウトプットできる「ロボットのようなロジカルシンカー」ではなく、誰も認識していない課題に気づき、問題解決できる「真のロジカルシンカー(=クリティカルシンカー)」を目指します。
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 オリエンテーション(論理の前に気づき)
第2回 論理の基礎(1)因果関係(原因と結果の法則性)をチェックする
第3回 論理の基礎(2)MECE(モレなし、ダブりなし)のチェックする
第4回 論理の実践(1)真の原因を突き止める
第5回 論理の実践(2)最適な解決方法を絞り込む
第6回 論理の応用(1)最適案を導くプロセスを最短化する
第7回 論理の応用(2)相手にメッセージを正しく受け止めてもらう
第8回 実践課題と発表およびフィードバック
第9回
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回授業時間外学習 / Expected work outside of class
各授業前に30分以内で完了可能な予習課題をして頂きます
- 成績評価の方法・基準
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Course Content
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。簡単な予習課題(30%)、授業参加(70%)
基準 / Evaluation Criteria
予習の実践による基礎把握と、授業内での発表等での基礎の応用度(適応)
- 教科書
Textbooks 山中英嗣 クリティカルシンキングの教科書 PHP研究所 付録(ロジカルシンキングのポイントサマリ)、第一部(ロジカルシンキングを活用するための気づき)を中心に扱います。 グローバルタスクフォース株式会社 通勤大学MBA(3) クリティカルシンキング(新版) 総合法令 参照用(ロジカルシンキングで扱うキーワードが網羅されています)
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参考書
References バーバラミント 考える技術・書く技術 ダイヤモンド 参照用(読解するのが困難な本ですが、具体的事例も多く含まれています)
- 備考
Other Comments 個別にご相談希望の方は 本システムの連絡方法か、またはyamanaka@global-taskforce.net 宛てに直接メールにてご連絡下さい。