- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 安全
- 時間割コード
Course Code - 75263
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 地方財政論
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- 担任者名
Instructor - 高山 新
- 曜限
Day/Period - 木2
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
自治体とは、福祉・医療、教育、文化政策、社会資本整備、環境保全など住民の日常生活に深くかかわる活動を行い、地域の抱える諸問題を解決しながら持続可能な社会を住民とともに担なっていくものである。このような自治体の役割を経済的に把握したものが地方財政である。
本講義では、1年間の自治体財政の姿を示す決算カードの数字を、その背景にある制度・歴史・理論から理解し、わが国の地方財政の現状と課題について考えてみたい。学部の特徴から、災害財政についても考えていく。到達目標 / Course Objectives
目標は以下のとおりとする。
1)決算カードで示されている数字の意味について理解する。
2)わが国の地方財政制度について理解する。
3)あるべき地方財政の姿を考える。
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 講義ガイダンス(講義の進め方、参考文献、試験等について)
第2回 地方自治とは何か-世界的な分権化の潮流から考える
第3回 予算論
第4回 地方経費論(1)マクロの視点から
第5回 地方経費論(2)公共事業について
第6回 地方経費論(3)地域福祉について
第7回 地方経費論(4)教育・保育について
第8回 地方税総論(1)地方税の状況と課題
第9回 地方税各論(2)住民税、固定資産税、事業税等
第10回 国庫支出金について
第11回 地方交付税について
第12回 地方債について
第13回 国の政策と地方財政
第14回 災害と地方財政―災害財政システムを考える
第15回 原発と地方財政授業時間外学習 / Expected work outside of class
毎回の講義終了後に、次回の講義に関する参考文献や資料を紹介しますので、それらを読んで次回の講義に臨んでください。
- 成績評価の方法・基準
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Course Content
定期試験(筆記試験)の成績で評価する。定期試験100%
基準 / Evaluation Criteria
講義内容の理解度をもって評価する。
- 教科書
Textbooks
教科書は特に指定しない。講義内で適宜資料を配布する。
-
参考書
References 重森暁・植田和弘 『BASIC地方財政論』 有斐閣、2013年 前田高志 『地方財政』 八千代出版、2009年 神野直彦・小西砂千夫 『日本の地方財政』 有斐閣、2014年
その他、講義内において適宜紹介する。
- 備考
Other Comments 講義終了後および下記のアドレスを利用して下さい。
takayama@cc.osaka-kyoiku.ac.jp