2016 年度の講義概要のデータベースを検索します。
学部・研究科
Faculty/Graduate School
安全
時間割コード
Course Code
75332
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
リスク社会学
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
担任者名
Instructor
槇村 久子
曜限
Day/Period
水2
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

 安全を脅かす可能性のある事象はリスクといわれる。近年身の回りの生活から社会、地球環境まで至るところに”リスク”が存在する。何をリスクと考えるのか、なぜリスク社会になったのか。その歴史的背景、そして21世紀の社会の枠組みの大きな変化として、少子高齢人口減少、家族形態の多様化、地域社会の変化、情報社会の進展、グローバル経済化、地球環境問題の進行の中から、個人と家族、地域、社会、地球環境の各レベルにおいて、何がリスクになっているか、その現在を見る、またその関係性を探る。

到達目標 / Course Objectives

何が現在の社会においてリスクになっているのかについて、個人レベルから地球レベルまでの視野を獲得する。

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

第1回  あなたは何を“リスク”と考えるのか
第2回  なぜ“リスク社会”になったのか
第3回  個人と家族のリスク
第4回  個人と家族のリスク
第5回  地域のリスク
第6回  地域のリスク
第7回  地域のリスク
第8回  社会のリスク
第9回  社会のリスク
第10回  地球環境のリスクと人間(水資源、食料)
第11回  地球環境のリスクと人間(原子力、エネルギー)
第12回  地球環境のリスクと人間(化学物質)
第13回  地球環境のリスクと人間(生物多様性)
第14回  地球環境のリスクと人間(地球温暖化)
第15回  総括と討論

授業時間外学習 / Expected work outside of class

参加できる時間と意思がある学生は、フィールドワークや見学、ヒアリングなどの機会をつくる。

成績評価の方法・基準
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Course Content

筆記試験に代わる論文(レポート)の成績と平常成績で総合評価する。毎回の講義のコメントや受講意欲などの平常成績が60%、論文(レポート)が40%

基準 / Evaluation Criteria

毎回の講義のコメントが講義の内容に沿って十分に理解し、自分の考えを述べているか、また論文(レポート)は課題に沿って、資料やデータ、体験によって論じられているかを、判断基準とする。

教科書
Textbooks


講義の中で資料を配布する

参考書
References

ロベール・カステル著  『社会の安全と不安全』  (萌書房)2009年   渡辺正・伊藤公紀・林俊郎編集  『シリーズ地球と人間の環境を考える』  (日本評論社)  
講義の中でゲスト講師を招き、現在の社会の具体的な課題や事例の紹介やグループワークなどを行う。

備考
Other Comments

毎回の講義でのコメント用紙に記入するか、メールでする。