- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 安全
- 時間割コード
Course Code - 75217
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 世界地理
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- 1
- 担任者名
Instructor - 辰己 勝
- 曜限
Day/Period - 金2
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
地理学は、自然地理学、人文地理学と大きく二分されるとともに、各地域の地理的事象を総合的に研究する地誌学もその一分野である。この講座では、前半はアジア地域を対象として、後半はヨーロッパ、南北アメリカ、オセアニアの国々を取り上げ、地誌学的な視点からの考察を深めていく。アジアは世界の6割の人口が集まり、多様な自然環境、文化景観が見られる。また、各地で多くの自然災害が発生し、環境問題が深刻化している場所も多い。その具体例を取り上げて、発生要因や、対策等を検討しながら地域理解を深める。ユーロッパやアメリカ、オセアニアでは先進地域が多いものの、そこでの自然景観や文化景観と各国が抱えている現代的な問題点も考察したい。
到達目標 / Course Objectives
①世界各地の自然環境や文化・民族の特徴を把握することである。
②そのため、受講者は、世界各地の自然・人文環境の特徴と環境問題、民族問題、災害等について、日頃からその現状や対策を注目できるようになること。
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 オリエンテーション、世界地理の研究方法
第2回 世界の地形環境と自然災害
第3回 世界の気候区分と気象災害
第4回 東アジア1:日本・韓国の地形と産業・都市景観
第5回 東アジア2:中国内陸部と台湾の自然環境と少数民族の生活
第6回 東南アジア1:ASEAN諸国の概要とタイ・ミャンマー
第7回 東南アジア2:マレーシア・インドネシアの地形、産業の特徴
第8回 南アジア:インドとスリランカの自然環境と産業・文化
第9回 ヨーロッパ1:EUの発展とイギリスの文化・産業
第10回 ヨーロッパ2:オランダの国土開発、ロシアとその周辺の国々
第11回 アングロアメリカ1:アメリカ・カナダの自然環境と農牧業
第12回 アングロアメリカ2:アメリカ・カナダの工業と都市
第13回 ラテンアメリカ:自然環境と古代文明・民族
第14回 オセアニア1:地形と産業、日本との関係
第15回 オセアニア2:太平洋の島々の自然環境と生活・文化、世界地理のまとめ授業時間外学習 / Expected work outside of class
毎回の講義地域ついてあらかじめ地図帳など見て、基礎的な事項を確認しておくこと。講義後は事例地域で理解が不十分であった項目を、次の授業時に提示できるようにすること。
- 成績評価の方法・基準
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Course Content
定期試験(筆記試験)の成績と平常成績で総合評価する。定期試験(80%)、課題の提出(20%)
基準 / Evaluation Criteria
授業中に解説した地理的な事項について、正確な把握ができているかどうかを評価する。
- 教科書
Textbooks 辰己勝・辰己眞知子 『図説 世界の地誌(改訂版)』 (古今書院)
教科書と同時に、高校等で使用した地図帳を毎時持参すること。無い人は『必携コンパクト地図帳』二宮書店、『新詳高等地図』帝国書院、などを用意すること。
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参考書
References 野外歴史地理学研究会 『シネマ世界めぐり』 (ナカニシヤ出版) 二宮書店編集部 『データブック オブ・ザ・ワールド 2016年版』 (二宮書店) 高橋伸夫・井田仁康編著 『面白いほど世界がわかる「地理」の本』」 (三笠書房) 辰己勝 『図説 世界の自然環境』 (古今書院)
各国、各地域の参考書は授業時に紹介する。
- 備考
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