- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 環
- 時間割コード
Course Code - 64120
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 測量学実習
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/3
- 2
- 担任者名
Instructor - 堂垣 正博
- 曜限
Day/Period - 水3/水4/水5
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
5〜7名を1つの班として屋外での測量(外業)、測量結果に基づく計算整理と図面作成等(内業)を行う。報告書、図面等は各自が提出する。
この実習をマスターすると、土地、構造物、建物等の測量が可能になる。また、測量学と同実習の単位を取得し、将来、測量実務を経験すれば、「測量士」の国家資格が得られる。到達目標 / Course Objectives
基礎測量学および応用測量学で講義される各種の基本的な測量法を実習し、さまざまな測量機器の操作法、野帳や報告書の書き方、測量現場での所作などの実際的な測量技術、ならびに測定誤差、精度の理論と実際、測量結果に基づく地図作成の基本技術などの実践力を修得することを目的とする。特に、報告書作成については、第三者に情報を的確に伝える手段としての技術を習得すること、測量現場での所作については、精度を確保しつつ効率的に行う作業計画法について習得することを、それぞれ、技術者として意識して取り組むことを望む。
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
1.ガイダンスおよび測量学実習の実際
2.距離測量(1)(歩測のための歩幅の決定と平坦地の距離測量)
3.距離測量(2)(傾斜地の距離測量)
4.平板測量(1)(平板の据え付けと図解的閉合誤差調整(1))
5.平板測量(2)(平板の据え付けと図解的閉合誤差調整(2))
6.高差水準測量(1)(レベルの据え付けと高差水準測量(1))
7.高差水準測量(2)(レベルの据え付けと高差水準測量(2))
8.高差水準測量(3)(レベルの据え付けと高差水準測量(3),図面作成)
9.角測定(1)(トランシットの据え付けと角測定(1))
10.角測定(2)(トランシットの据え付けと角測定(2))
11.角測定(3)(トータルステーションによるトラバース測量(1))
12.角測定(4)(トータルステーションによるトラバース測量(2))
13.面積測定(プラニメータによる面積測定)
14.トータルステーションの据え付けテスト
15.レポート作成指導授業時間外学習 / Expected work outside of class
実習の前には、当該のテーマについて必ず予習を行い、実習終了後は、得られた結果をまとめ、考察の上、レポートを提出すること。
- 成績評価の方法・基準
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Course Content
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。すべての課題を習得し、各課題でのレポートと指定した図面(原図含む)、野帳及び測定用紙を提出することが必要である。内容が未熟・未完成のものは評価対象とならない。レポート等は提出期限を厳守すること。レポートの内容については、とくに以下の点を評価の対象とする。
1.目的、方法、結果を、明確かつ的確に述べているか。
2.データを適切に記述しているか。
3.読者を意識した工夫をしているか(読みやすさなど)
また、全出席が原則である。
レポートおよび図面等90点、据え付けテスト10点の100点満点とし、受講態度の悪い者・正当な理由のない遅刻・欠席は、減点の対象とする。60点以上の成績で合格である。基準 / Evaluation Criteria
測量機器の操作法、野帳や報告書の書き方の習得度を評価する。
また、測定誤差、精度の理論と実際、測量結果に基づく地図作成の基本技術の習得度を評価する。
- 教科書
Textbooks 関西大学 環境都市工学部 都市システム工学科 測量学実習指導書 第1回目の講義時に販売する
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参考書
References 福本武明,荻野正嗣,佐野正典,早川清,古河幸雄,鹿田正昭,嵯峨晃,和田安彦 「エース測量学」 朝倉書店 土木学会 土木製図基準 丸善 米谷・山田 「新版測量学」(一般編) 丸善 土木学会 測量実習指導書 丸善
- 備考
Other Comments 1.屋外での作業が中心であるので、迅速、正確かつ安全に実習を行うことが重要である。
2.安全に実習を行うため、服装や履物によっては実習を受けさせないことがある。
3.実習の前には、当該のテーマについて必ず予習をし、予習レポートを提出すること。
4.実習に使用する器具の取り扱いについては実習当日に説明する。
関与する学習・教育目標:◎(B),○(A),(F)
オフィスアワー:随時実施する。連絡先は初回ガイダンス時に示す。