2016 年度の講義概要のデータベースを検索します。
学部・研究科
Faculty/Graduate School
時間割コード
Course Code
62162
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
流体力学
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
担任者名
Instructor
関 眞佐子
曜限
Day/Period
水2
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

流体物理学は、水や空気の流れで代表される、液体や気体の運動を取り扱う。自然界に存在するさまざまな流れの現象に対し、流体を連続体として取り扱うことでその運動を記述し、現象の解明を行う。本講義では、種々の具体例を通して流体物理学の考え方を理解し、その基礎を習得することを目的に、適宜演習を交えながら講義を行う。

到達目標 / Course Objectives

・ 流体の概念を理解する。
・ 流体の応力、歪みを理解する。
・ 流体の構成方程式を理解する。
・ 流体の運動方程式を導出する。
・ ベルヌーイの定理を理解し、応用できる。
・ 粘性流体の流れの特徴を理解し、解析手法の初歩を習得する。

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

第1週:ガイダンス
第2週:静止している流体
 静止している流体に働く力およびその特徴について考察する。
第3週:連続体近似
 基礎となる連続体としての近似について詳説する。
第4〜6週:流体の変形と応力の表現
 流体の変形と応力の記述の仕方を学ぶ。
第7〜9週:基礎方程式
 流体運動を記述する保存則、運動方程式を導出する。
第10〜11週:完全流体の運動
 完全流体の運動を調べる。
第12〜14週:粘性流体の運動
 基礎方程式から粘性流体運動の厳密解を求め、その特徴を学ぶ。
第15週:到達度確認

授業時間外学習 / Expected work outside of class

宿題を欠かさず提出すること。

成績評価の方法・基準
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Course Content

定期試験を行わず、到達度の確認(筆記による学力確認)と平常成績で総合評価する。中間試験と定期試験の成績、宿題の提出状況で成績評価を行う。

基準 / Evaluation Criteria

講義内容に対する理解度
授業への出席は成績評価の最低基準である。

教科書
Textbooks

関西大学物理・応用物理学科編  「弾性体・流体の力学」  学術図書出版  

参考書
References

備考
Other Comments

オフィスアワーについて:詳細について授業時に追って指示します。