- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 法/文/経/商/社/政策
- 時間割コード
Course Code - 11026
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 政治学原論1
(総論) - 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- 担任者名
Instructor - 石橋 章市朗
- 曜限
Day/Period - 火3
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
自然科学の発達によって、人は複雑な自然の摂理を理解し、生存の可能性と生活の質を飛躍的に高めた。だが、近代以降、社会も自然と同じように複雑さを増しており、人間が生きていくためには、そのメカニズムについての深い理解が求められている。たしかに政治という営みは全体社会の一部分を構成するに過ぎない。しかしながら、膨大な数の政治アクターの行動から構成される複雑な政治システムは、地球的な規模で変動する社会や経済と相互作用のなかで変化をつづけながら、人間の生活諸条件をコントロールしているのである。この授業では、そうした現代政治を理論的に把握するのに必要な、基本的な政治の原理、政治制度、政治行動、政策について概観する。それゆえ、また担当者の能力もあって、浅く広い講義となることをあらかじめ断っておくが、政治学を概観するには有効であると考えている(法学部生については、政治機構論、政治過程論、政治心理学、国際政治学、政治思想史、西洋政治史、外交史といった授業でより専門性を高めてもらいたい)。
到達目標 / Course Objectives
現代政治の諸問題を理論的に把握し、また論じたりできるようになることを目標とする。
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 政治学の対象としての政治
第2回 政治と経済
第3回 政治理念の対立
第4回 政治学の歴史(1)ー古代ギリシャ・近代ヨーロッパ
第5回 政治学の歴史(2)ーアメリカ政治学
第6回 政治学の歴史(3)ー政治学の方法
第7回 権力
第8回 国家と社会(1)
第9回 国家と社会(2)
第10回 国民・ナショナリズム
第11回 民主主義(1)
第12回 民主主義(2)
第13回 政治的社会化
第14回 政治教育・シチズンシップ教育
第15回 到達度確認授業時間外学習 / Expected work outside of class
とくに教科書は指定しないが、参考文献を読むようにして欲しい。
- 成績評価の方法・基準
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Course Content
定期試験(筆記試験)の成績で評価する。筆記による学力確認(100%)。なおミニッツペーパーなどをつかって、皆さんの意見や考えを書いてもらい、議論をしたいと考えています。
履修者数が多数になった場合には、成績評価方法を「定期試験(16週目)」に変更することがあります。
成績評価方法が変更になった場合は、インフォメーションシステム等で連絡します。基準 / Evaluation Criteria
授業内容を踏まえて、現代政治の問題について論じることができる。
- 教科書
Textbooks
-
参考書
References 山川雄巳 『政治学概論』〔第二版〕 有斐閣、1994年。 バーナード・クリック 『現代政治学入門』 講談社、2003年。 久米郁男ほか 『政治学』〔増補版〕 有斐閣、2011年。
- 備考
Other Comments 4月から新しい授業支援のシステムができるそうです。それが使えそうでしたら、学生とのコミュニケーションに利用します。
【2016.05.02 成績評価方法変更】