- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 法/文/経/商/社/政策
- 時間割コード
Course Code - 82006
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 宗教学概論b
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- F
- 担任者名
Instructor - 中西 尋子
- 曜限
Day/Period - 水6
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
意識調査において「あなたは何か信仰・信心をもっていますか」というような質問に対して日本では「信仰・信心をもっている」と回答する人はおよそ30%程度です。「自分は無宗教」と思っている人が多数かもしれませんが、何か特定の宗教を信じていなくても、私たちは思っている以上に宗教と関わりながら暮らしています。私たちがどのように宗教と関わりをもっているかを学ぶとともに世界の宗教状況や社会問題化する宗教についても学んでいきます。
基本的に講義の形式ですが、受講生のみなさんにもご自身と宗教との関わりについて考えていただきながら進めていきたいと思います。到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
宗教についての基本的な知識を得る。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
一面的な見方を離れて宗教について考えられる視点をもつ。
③主体的な態度の観点
信仰の有無にかかわらず、宗教を客観的にとらえる視点を養う。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
1 授業を始めるにあたって・宗教のイメージ
2 宗教意識と宗教行動:私たちと宗教との関わり
3 地域に根ざした宗教:神社や寺院
4 祖先祭祀:先祖を祀る・お墓
5 スピリチュアリティ:験担ぎ・占い・まじない
6 新宗教:日本における新宗教
7 仏教:上座仏教
8 イスラム教:豚が不浄とされるわけ
9 キリスト教:キリスト教人口1%未満の日本
10 カルト問題
11 社会問題化する宗教(1):オウム真理教と地下鉄サリン事件
12 社会問題化する宗教(2):オウム真理教と地下鉄サリン事件
13 社会問題化する宗教:統一教会
14 信教の自由と宗教団体の活動
15 まとめと補足授業時間外学習 / Expected work outside of class
新聞、テレビ、ネットなどで目にする宗教が関連するできごとに意識を向けてください。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
平常試験(小テスト・レポート等)および授業参加状況(100%)にて評価する。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点
基本的な知識が習得できているか。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
宗教が関連するできごとの背景を説明できるか。
③主体的な態度の観点
習得した知識を応用できるか。
- 教科書
Textbooks
教科書は指定せず、資料を配付します。
-
参考書
References
授業で紹介します。
- フィードバックの方法
Feedback Method
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact
- 備考
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