- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 人間
- 時間割コード
Course Code - 25329
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - ソーシャルワーク論５
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- 担任者名
Instructor - 所 めぐみ
- 曜限
Day/Period - 金1
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義（対面型）
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
ソーシャルワーク実践は、援助を人と環境との交互作用に焦点化して問題解決を図る方法を理論化してきた。それらはソーシャルワーク実践理論として体系化されている。実践理論は、多様なソーシャルワークの実践分野に応用できるように、様々なモデルやアプローチから成り立っている。本授業では、これらのモデルやアプローチなどをその理論的根拠を踏まえて概説する。
到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
・ソーシャルワーク実践理論の基盤にある社会学、心理学などの諸理論の基礎を理解し説明できる。
・多様なソーシャルワーク実践のモデルやアプローチに関する基礎的知識を理解し説明できる。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・ソーシャルワークの諸アプローチについて、具体の事例で考察し課題を言語化できる。
③主体的な態度の観点
・学生同士の意見交換や提出課題等を通じて、自分の考えを根拠をもって明確に表すこと、また他者の意見を聴くことに積極的に取り組むことができる。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換（グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む）
・課題探究（プロジェクト学習、課題解決型学習、ケーススタディ等含む）
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 オリエンテーション（この講義のねらい・目標、進め方、課題、評価）
第2回 ソーシャルワークの実践モデルとアプローチ 導入➀人と環境との交互作用に関する理論（システム理論、生態学理論、バイオ・サイコ・ソーシャルモデル）
第3回 ソーシャルワークの実践モデルとアプローチ 導入②ミクロ・メゾ・ マクロレベルにおけるソーシャルワーク
第4回 クライエント中心理論・アプローチ
第5回 エコロジカル理論・アプローチ
第6回 行動理論・アプローチ
第7回 認知理論・アプローチ
第8回 危機介入理論・アプローチ
第9回 ソーシャルワークの実際（ゲストスピーカーを迎えて）
第10回 問題解決理論・アプローチ
第11回 課題中心理論・アプローチ
第12回 エンパワメント理論・アプローチ
第13回 システム（家族療法）理論・アプローチ
第14回 ナラティブ理論・アプローチ
第15回 まとめ授業時間外学習 / Expected work outside of class
・予習として教科書を読んで授業に臨むこと。事前課題を必ず提出すること。
・ノートや配布資料等を読み返し、復習すること。理解が不十分な箇所は、自身で調べたり、担任者に質問したりして、授業内容の理解に努めること。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験（筆記試験）の成績と平常成績で総合評価する。
定期試験（50％）、ミニッツペーパー・事前学習・小レポート（50％）による総合評価。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点
ソーシャルワーク実践理論についての基礎的知識が習得できているか。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
ソーシャルワークの諸アプローチについて理解し、具体の事例に用いることができているか。
③主体的な態度の観点
課題の期日を厳守しているか、自分の考えを言語化できているか。
- 教科書
Textbooks 川村隆彦 『ソーシャルワーカーの力量を高める理論・アプローチ』 （中央法規出版） 978-4-8058-3428-2
授業で教科書を使いますので、毎回持参して下さい。
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参考書
References 一般社団法人日本ソーシャルワーク教育学校連盟編 『ソーシャルワークの理論と方法（共通科目）』 （中央法規出版） 978-4-8058-8242-9
一般社団法人日本ソーシャルワーク教育学校連盟編 『ソーシャルワークの理論と方法（社会専門）』 （中央法規出版） 978-4-8058-8249-8
一般社団法人日本ソーシャルワーク教育学校連盟編 『ソーシャルワーク演習（社会専門） 』 （中央法規出版） 978-4-8058-8250-4
- フィードバックの方法
Feedback Method 課題についてのフィードバックは、授業内に口頭で行います。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact ・授業の前後に対応します。
・関大LMSのメッセージ機能で連絡してください。
- 備考
Other Comments 平常成績に含む事前学習や小レポートは、主には関大LMSを通じて行ういます。指定した提出期日を厳守してください。
なお、小レポートの一部は授業内に提出の場合があります。
この科目は、社会福祉士国家試験科目であること、またソーシャルワークの専門的な実践理論を学ぶ科目であるため、授業前の教科書での予習を前提として、授業を行います。またソーシャルワーカーとしての知識と思考・態度を養うため、言語化すること（授業内の学生同士の意見交換や各自で取り組む課題）を重視しています。