- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 人間
- 時間割コード
Course Code - 25238
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 社会調査法
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- 担任者名
Instructor - 保田 その
- 曜限
Day/Period - 月3
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
今日の社会における人々の生活や意識、価値観を的確に知り、分析する上で社会調査法に関する知識は不可欠なものである。本講義では、社会調査の意義と目的、量的調査法の基礎知識や調査票の作成方法、量的調査の分析に必要な統計法の基礎知識、および質的調査の特徴や実施方法について理解することを目的としている。その過程で、調査票の作成や分析などを実際に行うことを試みる。さらに、官公庁、研究者、企業などが実施しているさまざまな社会調査についての知識を持ち、必要に応じてこれらを利用できるようにする。また社会調査における倫理や個人情報の保護、近年の社会調査を取り巻く様々な課題についての理解を深めるようにする。
学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy
(人間健康学部)
1.知識・技能
広い知識・視野と柔軟な思考を基盤に、健康の維持や増進を図る人間健康学に関する専門知識・技能を習得し、それを実践することができる。
到達目標 / Course Objectives
社会調査に関する基本的な概念を正しく理解する。
社会調査を用いた論文や報告書を読み内容を理解する。
ExcelやSPSSなどを用いて社会調査のデータを用いた簡単な集計や分析を行えるようになる。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
・課題探究(プロジェクト学習、課題解決型学習、ケーススタディ等含む)
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 社会調査とは何か(質的調査と量的調査)+ Excel操作の確認
第2回 さまざまな調査の例を知る
第3回 調査の方法と計画 + Excel操作の確認
第4回 量的調査 調査票の作成+統計の基礎
第5回 量的調査 オープンデータの利用 Excelなどの操作
第6回 量的調査 データ・アーカイブの利用
第7回 量的調査 標本抽出とその課題,Excelの操作
第8回 量的調査 実査の方法と課題
第9回 量的調査 データの構造,入力
第10回 量的調査 統計分析の実施1
第11回 量的調査 統計分析の実施2
第12回 量的調査 分析結果の表し方
第13回 質的調査 方法と課題
第14回 調査報告書の作成
第15回 これからの社会調査授業時間外学習 / Expected work outside of class
ExcelやSPSSを用いた統計分析の課題提出を求める。課題提出が5回以上あるので注意すること。
Excelの基本的操作に関しては、あらかじめ各自で習得しておくこと。シートの扱い、行や列の挿入、コピー、貼り付け、演算、基本的な関数、グラフの作成、ピボットテーブルの作成、基本的なデータ分析などが一通りできるようにしておくこと。
また基本的な統計的手法についても学習し、課題の提出を求める。高校までの数学に自信がなかった者は、復習しておくことが望ましい。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
講義中の提出課題 60%
定期試験に代わるLMSを用いた試験 40% で総合評価する。
LMSを用いた試験は,各設問ごとに時間制限を設けて5回まで受験可能とし,最も高い点数のものを成績評価に用いる。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
定期試験では、社会調査の基本的な概念が正しく理解できているかを評価する。
提出課題では、調査データの集計を適切に行っているかを評価する。
- 教科書
Textbooks
必要に応じてプリント・資料等を配布する。
-
参考書
References 轟 亮、杉野 勇 入門・社会調査法〔第3版〕: 2ステップで基礎から学ぶ 法律文化社 ISBN-10: 458903817X
髙橋 弘毅(ほか3名) データサイエンスリテラシー 実教出版 (2022/4/8) ISBN-10 : 4407352574
盛山 和夫 『社会調査法入門』 (有斐閣ブックス )2004年 ISBN-10: 4641183058
岸 政彦、石岡 丈昇、丸山 里美 質的社会調査の方法 -- 他者の合理性の理解社会学 (有斐閣ストゥディア) 2016 ISBN-10: 4641150370
神林 博史、三輪 哲 社会調査のための統計学 ―生きた実例で理解する― 技術評論社 ISBN 978-4-7741-4680-5
このほかにも講義時に適宜参考書を指示する。
- フィードバックの方法
Feedback Method 関大LMSなどを利用
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 関大LMSなどを利用
- 備考
Other Comments 関大LMSを利用
またはメールアドレス:p085307@kansai-u.ac.jp