2025 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
人間
時間割コード
Course Code
25608
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
増健科学演習
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
冬集/2
担任者名
Instructor
弘原海 剛/植田 紀美子
曜限
Day/Period
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

演習(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

 「健幸」を実現するための要因の一つに「健康増進」がある。増健科学演習では、「健康」と「運動」をキーワードとして、健康運動指導者(支援者)として活動する上で必要となる医学的知識や生活習慣病の予防の概要を講義と実習で学びます。また、健康運動指導士に求められる健康づくりプログラム作成について実験・実習を行います。

学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy

(人間健康学部)
1.知識・技能
  広い知識・視野と柔軟な思考を基盤に、健康の維持や増進を図る人間健康学に関する専門知識・技能を習得し、それを実践することができる。
2.思考力・判断力・表現力等の能力
  円滑なコミュニケーション能力と将来を構想する力を持ち、関西大学が推奨する判断力と行動力を融合した「考動力」全般を身につけ、社会や他者のために、人間健康学にかかる専門性を基盤とした責任ある行動をとることができる。

到達目標 / Course Objectives

○健康の概念を理解し、疾病予防の方法を説明できるようになる。
○主な生活習慣病の概念およびリスクファクター、予防や治療の概要を理解する。
○特に一次予防について実践・指導できる能力の習得を目指す。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
・実験実習

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

第1回  身体活動量の測定法とその実際
第2回  生活習慣病の1次予防、健康づくりと運動、食事、禁煙
第3回  生活習慣病の2次予防、メディカルチェック
第4回  血圧および呼吸・循環測定
第5回  血中乳酸濃度の測定―LTおよびOBLAの検出
第6回  運動負荷実験の実際
第7回  運動負荷試験・CPX―トレッドミル:実施
第8回  運動負荷試験・CPX―自転車エルゴメータ:実施
第9回  運動負荷試験・CPX―自転車エルゴメータ:データ処理
第10回  データを利用した健康づくりプログラムの作成(1)
第11回  データを利用した健康づくりプログラムの作成(2)
第12回  行動変容の理論
第13回  行動変容理論の実践的適用
第14回  行動変容を意図したプログラム開発及びカウンセリング
第15回  まとめ

授業時間外学習 / Expected work outside of class

各単元の実験終了後にレポートを作成・提出します。
レポートの内容は、その日の実験データーを解析し実験結果を明らかにします。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
授業(実験・実習)への取り組み:60%
レポート:40%

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

100点満点の60点以上を合格とする。

教科書
Textbooks

健康・体力づくり事業財団  『健康運動指導士養成講習会テキスト 上』  (健康・体力づくり事業財団)  
健康・体力づくり事業財団  『健康運動指導士養成講習会テキスト 下』  (健康・体力づくり事業財団)  

参考書
References

フィードバックの方法
Feedback Method

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

備考
Other Comments

※授業内にて実験・実習を行います。動きやすい服装を用意のうえ、授業へ参加してください。
※テキストを購入してください。