- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 人間
- 時間割コード
Course Code - 25292
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 人間行動論
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- 担任者名
Instructor - 村中 直人
- 曜限
Day/Period - 水2
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
本授業では、人の有りよう、その中でも特に生きづらさや困難の重要な背景要因を「アディクション(依存)」「トラウマ(心的外傷)」「ニューロダイバーシティ(脳の多様性)」の3つの視点から学びます。対人援助や教育など領域を超えた、人間理解の基礎リテラシーとしての基本的知識の習得を目指します。
学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy
(人間健康学部)
1.知識・技能
広い知識・視野と柔軟な思考を基盤に、健康の維持や増進を図る人間健康学に関する専門知識・技能を習得し、それを実践することができる。
2.思考力・判断力・表現力等の能力
円滑なコミュニケーション能力と将来を構想する力を持ち、関西大学が推奨する判断力と行動力を融合した「考動力」全般を身につけ、社会や他者のために、人間健康学にかかる専門性を基盤とした責任ある行動をとることができる。
到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
「アディクション(依存)」「トラウマ(心的外傷)」「ニューロダイバーシティ(脳の多様性)」の3視点について基本的な知識を概説できるようになる
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
人の行動を「アディクション(依存)」「トラウマ(心的外傷)」「ニューロダイバーシティ(脳の多様性)」の視点から理解し、適切なコミュニケーションや介入を考えることができるようになる
③主体的な態度の観点
人の多様性を理解し、肯定的に捉える態度を身に付ける授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
【初回】
概論
【第二週~第六週】
〇アディクション(依存)
→アディクションの基礎知識
→自己治療仮説について
→ハームリダクションについて
→〈叱る依存〉について
【第七週~第十一週】
〇ニューロダイバーシティ
→ニューロダイバーシティの基礎知識
→ニューロダイバーシティ視点の人間理解
→ニューロダイバーシティと発達障害
→ニューロダイバーシティと「働く」
【第十二週~十四週】
トラウマ
→トラウマの基礎知識
→トラウマインフォームドケア
【最終週】
まとめの講義・ディスカッション授業時間外学習 / Expected work outside of class
各テーマごとにレポートの提出を求めます。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
各回レポート(50%)テーマ別レポート(50%)基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点
レポート内容より評価
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
レポート内容より評価
③主体的な態度の観点
レポート内容より評価
- 教科書
Textbooks
-
参考書
References 村中直人 ニューロダイバーシティの教科書: 多様性尊重社会へのキーワード 金子書房 4760830421
村中直人 〈叱る依存〉がとまらない 紀伊國屋書店 9784314011884
村中直人 大利実 脱・叱る指導 スポーツ現場から怒声をなくす カンゼン 4862557368
- フィードバックの方法
Feedback Method
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact
- 備考
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