- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 人間
- 時間割コード
Course Code - 25270
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - グループダイナミクス特別演習
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 夏集/2
- 担任者名
Instructor - 門田 卓史
- 曜限
Day/Period - 他
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
<夏集>
演習(対面型)
言語 / Language
<夏集>
日本語(Japanese)授業概要 / Course Description
<夏集>
グループダイナミクス演習では、
・グループ内でメンバー同士がどう影響し合うか
・グループと個人がどう影響し合うか
・またそれがパフォーマンスにどう影響するか
ということをアドベンチャー教育の手法を用いて、より専門的に体験的に学びます。
一般的には「チームビルディング」と言われることが多く、様々な分野で取り入れられています。
スポーツ分野では、プロチーム(Jリーグ)や中高生の部活動などに取り入れらているほか、日本サッカー協会のライセンス制度(A級)では科目ともなっています。
また、企業分野では中小企業から一部上場企業まで、対象は新入社員から役員クラスと幅広い階層に取り入れられ、その他には学校教育(生徒向けの新入生オリエンテーションや教員向けの研修など)や消防学校、コミュニティなどの分野にも展開されています。
ゼミやクラブなど、チームはあらゆる場面で接するものです。
就職してもチームで考える、動くことは多々ありますし、変化の著しい時代においてチームの必要性は高まっています。
本授業を通してチームをいかに築いていくか、について学びを得て頂けることを期待しています。
学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy
<夏集>
(人間健康学部)
2.思考力・判断力・表現力等の能力
円滑なコミュニケーション能力と将来を構想する力を持ち、関西大学が推奨する判断力と行動力を融合した「考動力」全般を身につけ、社会や他者のために、人間健康学にかかる専門性を基盤とした責任ある行動をとることができる。
3.主体的な態度
社会とのつながりのなかで自ら課題を探求し、実践において他者と共感しながら協働することができる。
到達目標 / Course Objectives
<夏集>
①知識・技能の観点
・チームにおける「関係の質」の重要性を理解する
・チームが成立するプロセスに関する理論を理解する
・自身が所属するクラブやゼミにおいて実践できる技能を身に着ける
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・これまでの経験や理論である知識を、実際の体験活動において自分なりに表現、行動する
・体験などを通した自らの気づきや学びを言語化することで形式知にする
・また、その気づきをメンバーと共有し共に学び合うことの重要性を理解する
③主体的な態度の観点
・授業で実施する体験活動をやり遂げること
・授業での学びを普段のゼミやクラブで実践しようとすること
授業手法 / Teaching Methods
・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
・課題探究(プロジェクト学習、課題解決型学習、ケーススタディ等含む)
・・実技・実践を多く用いる。
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
<夏集>
1日目:第1~3回
グループからチームへ成長する基盤の構築
①多様性の理解
②自分達で心理的安全を創出する
2日目:第4~7回
チームと個で学ぶ
①トライ&ラーン、試行から学ぶ(経験学習のサイクル)
②知識を行動に、Think & Act
3日目:第8~11回
自ら成長する、自己調整学習
①フレームワーク(自分の持つ枠)からの出てみる
②目的と目標の違い、目標設定とその意味
③自己認識、自己概念について
4日目:第12~15回
チームパフォーマンス
①委ねる、委ねられる関係について
②社会とコミュニケーション
以上の項目について、実技実習における実体験に基づいて検討を重ね、学ぶ。
授業時間外学習 / Expected work outside of class
<夏集>
・これまでの経験から「チームとは?」ということを考えておく
・自身の体験を言語化する
・言語化したものを他者に伝えられるようにする
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
<夏集>
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
・実習への参加態度(真摯な態度で参加してください)60%
・日々のふりかえり(ミニッツ) 40%
基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
<夏集>
①知識・技能の観点
・チームに関する理論を理解し、行動化できていること
・自分達で意思決定したことを理解、納得し、行動できていること
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
授業後のふりかえりにおいて、
・自己の体験と気づきと学びの過程が言語化されていること
・これまでの経験などと紐づけ考察、分析されていること
・他者に伝わる内容で言語化されていること
③主体的な態度の観点
・受動的ではなく、主体性な行動をとること
- 教科書
Textbooks <夏集>
備 考 / Note=====================================
<夏集>
-
参考書
References <夏集>
ディック・プラウティ、ジム・ショーエル、ポール・ラドクリフ アドベンチャーグループカウンセリングの実践 C.S.L
福富信也 脱トップダウン思考 とうほう
エイミー・C・エドモンドソン チームが機能するとはどういうことか 英知出版
備 考 / Note=====================================
<夏集>
- フィードバックの方法
Feedback Method <夏集>
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact <夏集>
メールにて問合せをしてください
- 備考
Other Comments <夏集>
①この授業は集中授業で行います。
期間は2025年8月25日(月)〜8月28日(木)です。
(25日は2~4限目、27日から29日は毎日1~4限目で実施します)
授業会場(集合場所)については改めてインフォメーションシステムにて連絡します。
②本授業は実技がメインです。
身体的にも、心理的にもチャレンジングな活動を行う場合がありますので、体調面の準備を怠らず授業に臨んでください。