- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 人間
- 時間割コード
Course Code - 25332
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - ソーシャルワーク4
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- 担任者名
Instructor - 所 めぐみ
- 曜限
Day/Period - 水2
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
<春>
講義(対面型)
言語 / Language
<春>
日本語(Japanese)授業概要 / Course Description
<春>
社会福祉士に求められるソーシャルワークの中で、特に以下についての基礎的な理論・知識・技術について学びます。
「集団を活用した支援(グループワーク)」「コミュニティワーク」「コミュニティソーシャルワーク」「ソーシャルワークにおける援助関係の形成(アウトリーチ等)」「ソーシャルワークにおける社会資源の活用・調整・開発」「ネットワークの形成」「ソーシャルワークにおける総合的かつ包括的な支援の実際」「社会福祉法改正と重層的支援体制整備事業」
事例検討等では、小人数でのペアワークやグループワークも実施する予定ですので積極的な参加を期待します。 また、自分自身の考えを明確に表現できるようになることを重視します。特に、毎回実施する「リフレクションレポート」では、学習理解度や積極性を評価するので、授業の感想や授業で理解できなかっ た点を積極的に記入してください。講義で学んだソーシャルワークの知識や技術を活かし、社会福祉問題の現実的認識を深める第一歩を提供したいと考えています。
到達目標 / Course Objectives
<春>
①知識・技術の観点
ソーシャルワーク実践のねらい、対象、方法、人材、組織としくみ等について理解し説明することができる。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
具体的事例の検証や映像教材を活用した講義から、ソーシャルワーク実践の実際についての理解を深めるとともに、地域福祉実践の主体形成や地域の福祉力の醸成と向上について、その課題を考察し言語化することができる。
③主体的な態度の観点
毎回課される課題の問いについて、事前学習、講義とディスカッションによる学びをふまえて論述することができる。
授業手法 / Teaching Methods
・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
<春>
第1回 オリエンテーション
学習目標と「ソーシャルワーカーに必要なスキル」
第2回 ソーシャルワーク援助技術の方法
ミクロ・メゾ・マクロレベルのソーシャルワーク(12−5)
・ケースワーク・グループワーク・コミュニティワーク等
・ソーシャルワーク実践の4つの領域(マトリクス)
第3回 集団を活用した支援①(12-11-1・2)
グループワークの意義と目的、展開過程
第4回 集団を活用した支援②(12-11-1・2)
セルフヘルプグループ(自立生活運動)
第5回 コミュニティワーク(12−12−1・2)
コミュニティワークの意義と目的、展開過程
第6回 コミュニティワーク(12−12−1・2)
地域福祉支援計画・地域福祉計画・地域福祉活動計画
第7回 コミュニティワーク(12−12−1・2)
地域福祉の推進と福祉教育・ボランティア学習
第8回 コミュニティソーシャルワーク
多職種連携・地域協働、アウトリーチ
第9回 ゲストスピーカー:実践から学ぶソーシャルワーク
第10回 ネットワーク形成(6-3)
ネットワーキング&コーディネーション
第11回 総合的かつ包括的な支援と多職種連携の意義と内容①(11-8)社会福祉法改正までの経緯と重層的支援体制整備事業の概要
第12回 総合的かつ包括的な支援と多職種連携の意義と内容②(11-8)コミュニティソーシャルワーク
第13回 ソーシャルワークにおける社会資源の活用・調整・開発(6-4)
第14回 ソーシャルワークにおける社会資源の活用・調整・開発(6-4)
第15回 まとめ
授業時間外学習 / Expected work outside of class
<春>
シラバスで指定している教科書の範囲を読み、内容を把握するように予習すること。また、サービスラーニングやボランティア活動等に積極的に参加し、地域福祉課題を体験的に学習することが望ましい。また、社会福祉関連のアルバイトも今後のソーシャルワーク学習に有効です。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
<春>
定期試験(筆記試験)の成績と平常成績で総合評価する。
定期試験(50%)と提出課題(50%)で総合評価をします。
基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
<春>
達成目標に掲げた事柄について、①知識・技能の観点、②思考力・判断力・表現力の観点については、各回で課す課題と定期試験によって、③主体的な態度の観点については、各回で課す課題のとりくみ状況によって、評定する。
- 教科書
Textbooks <春>
一般社団法人日本ソーシャルワーク教育学校連盟 11最新 社会福祉士養成講座 精神保健福祉士養成講座『ソーシャルワークの基盤と専門職』 中央法規出版 2021年2月発刊 ISBN:978-4-8058-8241-2
一般社団法人日本ソーシャルワーク教育学校連盟 12最新 社会福祉士養成講座 精神保健福祉士養成講座『ソーシャルワークの理論と方法[共通科目]』 中央法規出版 2021年2月発刊 978-4-8058-8242-9
一般社団法人日本ソーシャルワーク教育学校連盟 6最新 社会福祉士養成講座『ソーシャルワークの理論と方法[社会専門]』 中央法規出版 2021年2月発刊 978-4-8058-8249-8
備 考 / Note=====================================
<春>
教科書は、この科目だけでなく、他のソーシャルワーク科目(ソーシャルワーク論5・ソーシャルワーク論6等)でも活用するものです。その他、適宜資料を関大LMSにアップします。
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参考書
References <春>
備 考 / Note=====================================
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- フィードバックの方法
Feedback Method <春>
課題のフィードバックは主に授業時に口頭で行う予定です。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact <春>
LMSのメッセージ
- 備考
Other Comments <春>
課題の提出は、LMSを通じて主に行う予定です。締め切りを厳守とします。この科目は、社会福祉士国家試験科目であること、またソーシャルワークの専門的な実践理論を学ぶ科目であるため、授業前のテキストでの予習を前提として、授業を行います。またソーシャルワーカーとしての知識と思考・態度を養うため、言語化すること(授業内のディスカッションやふりかえりのリフレクション・レポート)を重視しています。積極的な受講を期待します。