- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 人間
- 時間割コード
Course Code - 25311
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - スポーツ経営学
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- 担任者名
Instructor - 棚山 研
- 曜限
Day/Period - 月4
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
わが国では,学校、地域、営利・非営利のスポーツクラブなど,様々なスポーツ組織が存在し,それぞれが絡み合いながら発展してきている。このように,スポーツが社会の中で発展し,その役割や機能が増すにつれ,スポーツの経営的・ビジネス的側面も研究の対象としてクローズアップされてきた。
本授業では,スポーツ組織のマネジメントやガバナンス、マーケティングについての基礎知識についてを学習するほか、スポーツ組織を整備するための基本的理論や実践方法なども学習する。また,地域スポーツマネジメントの基盤となる,生涯スポーツに対する基本的な見方と現状・課題を理解するとともに,生涯スポーツ社会の実現に向けた地域スポーツクラブ(特に,総合型地域スポーツクラブ)のあり方についても,スポーツ経営学的な観点から理解を深める。学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy
(人間健康学部)
1.知識・技能
広い知識・視野と柔軟な思考を基盤に、健康の維持や増進を図る人間健康学に関する専門知識・技能を習得し、それを実践することができる。
2.思考力・判断力・表現力等の能力
円滑なコミュニケーション能力と将来を構想する力を持ち、関西大学が推奨する判断力と行動力を融合した「考動力」全般を身につけ、社会や他者のために、人間健康学にかかる専門性を基盤とした責任ある行動をとることができる。
到達目標 / Course Objectives
①スポーツを動かす原動力としてのマネジメントとガバナンスの意味を理解できるようになる。
②スポーツマネジメントの多様性・多角性について説明できるようになる。
③生涯スポーツ・競技スポーツを問わず、スポーツの具体的な振興の方向性について検討することができるようになる。
④総合型地域スポーツクラブの現代的な意味について説明することができるようになる。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 スポーツ経営・マネジメントとは何か(ガイダンスを含む)
第2回 スポーツマネジメントの目的と発展
第3回 スポーツマネジメントに求められる人材
第4回 スポーツビジネスのマネジメント(1):プロスポーツビジネスの場合
第5回 スポーツビジネスのマネジメント(2):スポーツイベントの場合
第6回 スポーツマーケティングのマネジメント(1):スポーツマーケティングとは何か
第7回 スポーツマーケティングのマネジメント(2):スポーツマーケティングの理論と技術
第8回 スポーツオペレーションのマネジメント:よりよいスポーツ活動づくりのマネジメント
第9回 地域スポーツ経営(1):地域におけるスポーツ振興と行政のかかわり
第10回 地域スポーツ経営(2):地域スポーツ振興の現状と課題
第11回 地域スポーツ経営(3):地域スポーツの推進と「新しい公共」の形成
第12回 地域スポーツ経営(4):総合型地域スポーツクラブの社会的意義とクラブづくりの方法
第13回 地域スポーツ経営(5):「新しい公共」を担う総合型地域スポーツクラブの経営
第14回 地域スポーツ経営(6):クラブマネジャーの役割とその資質・能力
第15回 地域スポーツ経営(7):地域スポーツクラブのガバナンスとリスクマネジメント授業時間外学習 / Expected work outside of class
①スポーツの新しい動き(特に,球団経営やチーム運営,法律や規則の改正,スポーツイベントや地域スポーツ問題など)について敏感であること。
②スポーツに関する新聞記事(単なる試合結果ではなく,コラム記事のようなもの)は日頃より注意して,よく読んでおくこと。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験(筆記試験)の成績と平常成績で総合評価する。
定期試験90%と、授業中の提出物の提出10%で評価する。
基本的に毎回振り返りの小問題を課すので、「6回目の提出」から1回につき1点を与える。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①授業で取り上げた基本的な問題や概念について正しく理解できているかどうかを評価する。
②配付資料等の内容を理解できているかどうかを評価する。
③マネジメントの考え方を身近なスポーツに関連づけて考察することができるかどうかを評価する。
- 教科書
Textbooks
-
参考書
References 山下秋二・中西純司・松岡宏高 『図とイラストで学ぶ 新しいスポーツマネジメント』 大修館書店 978-4469268041
柳沢和夫・清水紀宏・中西純司(編著) 『よくわかるスポーツマネジメント』 ミネルヴァ書房 978-4-623-08014-4
『公認アシスタントマネジャー養成テキスト』 (公財)日本スポーツ協会 市販されている本ではないため、内容は適宜紹介する。
『図とイラストで学ぶ 新しいスポーツマネジメント』については、授業でも部分的にコピー配布を行い、教科書に準じる扱いとする。
- フィードバックの方法
Feedback Method 前回小レポートの解答につき、授業冒頭におさらいを兼ねて説明する。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 授業中に指示する。
- 備考
Other Comments 「スポーツ社会学」を履修していることが望ましい。