2025 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
人間
時間割コード
Course Code
25301
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
福祉レクリエーション論
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
担任者名
Instructor
涌井 忠昭
曜限
Day/Period
火2
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

 日々の暮らしにおいて、高齢者や障がい者における福祉レクリエーションのニーズが高まっている。
 本講義では、レクリエーションの理解を基盤に、福祉レクリエーションの概念、歴史、支援の考え方および支援方法等について学習する。
 また、近年、高齢者ケアの現場で実践されているアクティビティケアおよび介護予防などについても概説する。

学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy

(人間健康学部)
2.思考力・判断力・表現力等の能力
  円滑なコミュニケーション能力と将来を構想する力を持ち、関西大学が推奨する判断力と行動力を融合した「考動力」全般を身につけ、社会や他者のために、人間健康学にかかる専門性を基盤とした責任ある行動をとることができる。
3.主体的な態度
  社会とのつながりのなかで自ら課題を探求し、実践において他者と共感しながら協働することができる。

到達目標 / Course Objectives

・レクリエーションおよび福祉レクリエーションについて理解することができる。
・レクリエーション・プログラム立案の技法を修得することができる。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

第1回  レクリエーションの基本的理解
第2回  生活と余暇
第3回  レクリエーションと福祉・介護との関係
第4回  セラピューティック・レクリエーション(Therapeutic  Recreation)
第5回  福祉レクリエーションにおける支援のプロセス
第6回  福祉施設におけるレクリエーション支援(レクリエーション・ワーク)と支援者(レクリエーション・ワーカー)
第7回  レクリエーション・ワークの実際
第8回  レクリエーション計画およびレクリエーション・プログラムの基本的手順
第9回  レクリエーション活動(アクティビティケア:activity  care)とその有効性
第10回  余暇活動または体を使うと認知症は予防できるか?
第11回  介護予防(養護老人ホームで取り組んだ転倒予防の事例)
第12回  レクリエーション・プログラムの立案Ⅰ 
第13回  レクリエーション・プログラムの立案Ⅱ
第14回  レクリエーション・プログラムの立案Ⅲ
第15回  まとめ

授業時間外学習 / Expected work outside of class

 配布資料は事前に読んでおくことが望ましい。また、シラバスで指定している参考書を読み、内容を把握できるよう予習すること。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
 授業への取り組み(毎回提出するミニッツペーパーの内容)40%、レポート30%、課題30%で評価する。

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

・レクリエーションおよび福祉レクリエーションの理解度。
・レクリエーション・プログラム立案における技能の修得度。

教科書
Textbooks


 適宜資料を配付する。

参考書
References

薗田碩哉・小池和幸・池 良弘・涌井忠昭著  レクリエーション概論  ヘルス・システム研究所  ISBN4-931468-69-9
(財)日本レクリエーション協会監修  福祉レクリエーション総論  中央法規出版  ISBN4-8058-1901-4
(財)日本レクリエーション協会監修  福祉レクリエーション援助の方法  中央法規出版  ISBN4-8058-1902-2
レクリエーション教育モデル・コア・カリキュラム作成チーム  「レクリエーション教育モデル・コア・カリキュラム」リファレンスブック  (公財)日本レクリエーション協会  ISBN978-4-910010-02-1

フィードバックの方法
Feedback Method

 毎回の授業で実施したミニッツペーパーの質問または意見については、次回授業時にコメントします。

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

 オフィスアワー。
 授業の前後に対応する。

備考
Other Comments

 授業時には、レクリエーションの実技を行います。その際には、他の受講生との交流があることを理解した上で受講して下さい。