- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 人間
- 時間割コード
Course Code - 25264
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - スポーツ社会学
【堺キャンパス】 - 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- 1SA
- 担任者名
Instructor - 西山 哲郎
- 曜限
Day/Period - 月3
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
スポーツは、単に個人的な趣味というより、社会とのつながりを強く持った活動である。オリンピックやプロスポーツチームの誘致は、開催地の人々の絆を強め、経済を活性化することを期待して行われ、総合型地域スポーツクラブは超高齢社会の健康維持に貢献するため設置されている。その一方で、スポーツは体罰問題、バーンアウト・シンドローム、フーリガニズムやドーピングなどの社会問題をも引き起こしている。本講義では、スポーツの社会的な意味や意義と課題を読み解き、スポーツ社会学の基本的なテーマについて説明する。
学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy
(人間健康学部)
1.知識・技能
広い知識・視野と柔軟な思考を基盤に、健康の維持や増進を図る人間健康学に関する専門知識・技能を習得し、それを実践することができる。
2.思考力・判断力・表現力等の能力
円滑なコミュニケーション能力と将来を構想する力を持ち、関西大学が推奨する判断力と行動力を融合した「考動力」全般を身につけ、社会や他者のために、人間健康学にかかる専門性を基盤とした責任ある行動をとることができる。
到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
現代社会における体育・スポーツの社会的意味について理解する。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
スポーツの社会学的研究法の基礎を理解し、諸現象を分析できる力を身につける。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 社会の中のスポーツ①(スポーツの意味、意義、価値)
第2回 社会の中のスポーツ②(地域社会におけるスポーツ)
第3回 スポーツの価値を守るスポーツ権
第4回 スポーツの自治(ガバナンスとコンプライアンス)
第5回 スポーツと人権①(体罰、暴力問題など)
第6回 スポーツと人権②(人種・民族問題、セクシュアルハラスメントなど)
第7回 スポーツのインテグリティ
第8回 スポーツ事故におけるスポーツ指導者の法的責任
第9回 女性とスポーツ①(競技スポーツの観点から)
第10回 女性とスポーツ②(生涯スポーツの観点から)
第11回 中高年者とスポーツ
第12回 障害者とスポーツ
第13回 スポーツ事業のプロモーション
第14回 我が国のスポーツプロモーション①(学校、地域、企業のスポーツ)
第15回 我が国のスポーツプロモーション②(オリンピック・パラリンピック)授業時間外学習 / Expected work outside of class
・参考書を活用して、授業で学習した事柄について理解を深めるようにする。
・スポーツに関するニュースやドキュメンタリー、映画などを積極的に見て、そこに含まれたスポーツの社会的な意味を理解するように努める。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験(筆記試験)の成績と平常成績で総合評価する。
授業中に課した小テストやレポート(50%程度)と定期試験の結果(50%程度)で総合的に評価する。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点
現代社会におけるスポーツの意味とその広がりについて理解できているかを評価する。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
スポーツ社会学的視点でスポーツ現象を読み解くことができるかを評価する。
- 教科書
Textbooks
-
参考書
References J・コークリー、P・ドネリー 『現代スポーツの社会学(増補版)』 (南窓社) 9784816504136
三本松正敏、西村秀樹(編) 『変わりゆく日本のスポーツ』 (世界思想社) 9784790713159
友添秀則(編) よくわかるスポーツ倫理学 (ミネルヴァ書房) 9784623080137
- フィードバックの方法
Feedback Method 関大LMSのメール等を利用して受講生の質問に対応する。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact オフィスアワー
nisiyama@kansai-u.ac.jp
- 備考
Other Comments 本講義は人間健康学部「スポーツと健康コース」のコース必修科目なので、「スポーツと健康コース」の学生は必ず単位を取得してください。
なお、堺と千里山で同じ名前の授業を同じ教員が担当していますが、2年生は自動的に堺で履修登録されるようになっていますので、千里山で受講したい人は履修変更期間中に自分で登録し直してください。