- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 人間
- 時間割コード
Course Code - 25546
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - スポーツ方法実習3(器械体操)
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/1
- M 2
- 担任者名
Instructor - 三井 正也
- 曜限
Day/Period - 月2
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
<秋>
実験・実習・製図(対面型)
言語 / Language
<秋>
日本語(Japanese)授業概要 / Course Description
<秋>
器械運動は非日常的な運動形態をもつために、難しい、怖いなど敬遠されやすい教材の一つとなっている。これらの問題を解決する為に、段階的練習法の必要性を説き、実技での運動技能の習得にとどまらず、受講者の主観的容易さ(できそうな気持ち)を重視しながら、簡単な運動から難しい運動へと発展させる中で基礎的な学習理論についても学ばせる。
到達目標 / Course Objectives
<秋>
到達目標は、以下の通りである。
①知識・技能の観点
学習指導要領に示されている「技」を取り上げ、その演技が出来るようになる。また、段階指導法を学ぶことで、器械運動の練習方法の原則についても理解し、基本的な器械運動の「技」の指導が行えるようになる。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
自ら進んで課題解決に向けて工夫し、実践を通して、思考力、判断力を養う。さらに、自己と他者の運動観察を通して、表現力も身につけていく。また、安全に気を配る態度の重要性を学ぶ。
③主体的な態度の観点
また、他者の運動を観察し、互いに教え合う中で他者を思いやる態度を養い、尊敬する態度を涵養する。授業に積極的に参加し、授業内で成功体験をし、達成感を味わうことでスポーツの楽しさや価値を体感する。
授業手法 / Teaching Methods
・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
・課題探究(プロジェクト学習、課題解決型学習、ケーススタディ等含む)
・フィールドワーク
・授業中に撮影した動画をお互いに観察し、教え合うことで課題の解決策を検討する態度を身につける。
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
<秋>
1 オリエンテーション 器械運動を実施するための運動学および方法学的な基礎知識を与える。
2 手に体重をかける運動 自分の体重を手で支える様な運動経験が少ないため、倒立を実施する 為の前段階の運動として、各種関連動作を実施する。
3 マット運動その1「まわる」運動について、前にまわる、後ろにまわる、横にまわるなど、基礎的な理論をまじえながら接点系の運動の実技をおこなう。
4 マット運動その2「まわる」運動と「手で支える運動」を組み合わせて倒立前転をおこなう。また、学習援助縮少方式などの練習方法の理論や幇助法等についても解説する。
5 マット運動その3 倒立の完成に続いて、倒立回転系の運動を学習させる。まず、側方倒立回転を習得させる。
6-7 マット運動その4 「ホウキのハンドスプリング」ってなあに?倒立回転系の運動の発展技としてハンドスプリングを教材として取り上げ、運動性身体的能力および学習活動の前提条件について、ホウキを使って分りやすく解説する。
8-9 跳び箱運動その1 支持跳躍の基本となる反転技術を学習させ、手に体重をかける運動から、さらに発展させる。「できそうな気持ち」を大切にしながら「できる」段階へと運動技能 を引き上げてゆく。
10-11 跳び箱運動その2 「どうにかできる」段階から「じょうずにできる」レベルまで引き上げると共に、「よりよい運動の仕方」について学習する。また、「主観的容易さ」や「できばえの評価」などについて学ぶ。
12-13 マット運動その5 これまで学んだ運動を組み合わせて、連続した一連の演技に仕上げる。
14 平均台運動及び鉄棒運動 平均台運動の基本となるバランス運動の理論を解説する。歩・走・跳躍運動・バランス運動などの実技を通して安全な指導法について学ぶ。鉄棒運動の基本となる懸垂振動系の運動を中心に解説し、支持振動・支持回転などについても学ぶ。
15 まとめ 評価のために各種目の実技テストを実施する。また、授業ノートを提出する。
授業時間外学習 / Expected work outside of class
<秋>
1)関大LMSを活用し、事前に出された動画や解説ビデオ、課題などを理解すること。体育科教育などの教育専門雑誌を読んでおくと理解しやすい。
2)授業内容を深めるため、授業内で学習したことをノートにまとめておくこと。
3)体力面では手で身体を支える力が必要になるので、上半身の筋力トレーニングにも励んでほしい。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
<秋>
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
授業への積極的参加度(10点)、実技テスト(60点)、レポート点(30点)を総合して成績評価とする。
基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
<秋>
基準は、、
①知識・技能の観点
学校体育で取り扱われる器械運動領域について理解させ、学習指導要領で取り上げられている技を習得し
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
運動観察力を高め、生徒の運動を評価できる能力が身についていること。
③主体的な態度の観点
積極的に授業に参加し、他者を指導し、自身も他者のアドバイスに真摯に耳を傾ける態度を養うこと。他者を称賛し、認め合うことで自身の正しい評価ができるようになる。
- 教科書
Textbooks <秋>
備 考 / Note=====================================
<秋>
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参考書
References <秋>
備 考 / Note=====================================
<秋>
- フィードバックの方法
Feedback Method <秋>
関大LMSにて随時交流が可能です。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact <秋>
72066@mwu.jp 三井宛のメールで問い合わせができます。
- 備考
Other Comments <秋>
ノートを必ず持参すること。水分補強ができる飲み物を各自持ってくること。体操の出来る服装で、体のラインが見えるようなジャージが望ましい。インシューズとタオルを用意すること。