2025 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
人間
時間割コード
Course Code
25229
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
身体表現と健康
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
担任者名
Instructor
原田 純子
曜限
Day/Period
火4
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

 身体は意識的であれ無意識的であれ、常に“表現”をしている。生き生きと自分らしく生きるという局面から“健康”をとらえるとき、自分自身を“表現する”という行為はどのような意味をもつだろうか。この授業では、まず身体とその動きが持つ表現性・メッセージ性を様々な角度から検討し、創造的な身体表現行為の意義について考える。その上で、各人にとって真の健康とは何かを見出す。

学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy

(人間健康学部)
1.知識・技能
  広い知識・視野と柔軟な思考を基盤に、健康の維持や増進を図る人間健康学に関する専門知識・技能を習得し、それを実践することができる。
2.思考力・判断力・表現力等の能力
  円滑なコミュニケーション能力と将来を構想する力を持ち、関西大学が推奨する判断力と行動力を融合した「考動力」全般を身につけ、社会や他者のために、人間健康学にかかる専門性を基盤とした責任ある行動をとることができる。

到達目標 / Course Objectives

①知識・技能の観点
・人間の表現・コミュニケーションの方法について理解できる。
・創造的な表現行為が心身の健康にとってどのような意味を持つかについて理解することができる。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・授業内容を踏まえ、身体表現の意義および真の健康とは何かについて考えることができる。
・表現行為の意義と健康の関係を、自身の体験を例示しながら説明することができる。
③主体的な態度の観点
・授業内容を自分自身の問題として認識し、日常生活においても問題意識を持つことができる。
・授業内容を振り返り、より深く知るための調べ学習等ができる。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

第1回  オリエンテーション/身体は語る
第2回  表出と表現
第3回  身体表現とは?
第4回  からだことばに見る心と身体
第5回  人は見た目が9割か??
第6回  非言語の情報
第7回  非言語のコミュニケーション
第8回  自我の拡大した空間〜パーソナル・スペース
第9回  身体の延長と拡大の諸相
第10回  「健康」を考える手がかり
第11回  Wellbeingについて考えよう
第12回  創造的自己表現活動の力
第13回  創造的表現活動と健康
第14回  癒しとしての自己表現活動
第15回  講義のふりかえり(小テスト)

授業時間外学習 / Expected work outside of class

授業資料およびノートを読み返し、授業内容の理解に努めるよう復習をすること。
理解をさらに深めるために、調べ学習等を積極的に行うこと。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
①最終テストを含む小テスト(60%)
②各回のふりかえりの内容(40%)

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

①知識・技能の観点
授業で取り上げたテーマについて、基本的な理解ができているか、また自身の問題として具体的に捉えているかについて評価する。
・最終テストを含む小テスト
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
各回のテーマを自身と関連付けて理解しているかについて評価する。
・各回のふりかえり(ミニッツ等)の提出と論述内容
③主体的な態度の観点

教科書
Textbooks

参考書
References

竹内一郎  『人は見た目が9割』(新潮新書)  新潮社  
マジョリー・F.ヴァーカズ  『非言語(ノンバーバル)コミュニケーション』  新潮社  
ロバート・ソマー  『人間の空間』  鹿島出版会  

フィードバックの方法
Feedback Method

各回の最後にLMSのアンケート機能等でふりかえりを記入。その記入内容を、次回の授業冒頭で紹介しながらフィードバックを行う。

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

・授業後もしくは、オフィスアワー
・LMSよりメッセージを送付

備考
Other Comments

連絡が必要な場合は、インフォメーションシステムを利用してください。