2025 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
安全
時間割コード
Course Code
75260
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
災害ジャーナリズム論
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
担任者名
Instructor
近藤 誠司
曜限
Day/Period
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(オンデマンド配信型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

災害に強い社会を築くために、ジャーナリズムは何を為すことができるのか。過去の教訓から課題を抽出し、未来に向けた新しいメディア像を展望する。一般的な情報伝達理論を学ぶだけにとどまらず、実際の現場で今なにが起きているのか、ホット・イシューにもふれながら検討、考察する。

到達目標 / Course Objectives

①知識・技能の観点:情報学およびジャーナリズム論の基礎的な知識を身につける。
②思考力・判断力・表現力等:情報学およびジャーナリズム論の基礎的な知識を防災・減災の分野に引き寄せて考察することができる。
③主体的な態度:の観点:学んだ知識を主体的に活用できる。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

第1回 リアリティとオーナーシップ1
第2回 リアリティとオーナーシップ2
第3回 災害伝承メディア
第4回 ローカルメディアの可能性1
第5回 ローカルメディアの可能性2
第6回 ローカルメディアの可能性3
第7回 関係性の構築:メガクエイクを題材として
第8回 関係性の構築:そのアポリアを考察する
第9回 被害・被災の映像表現
第10回 ポジティブな情報発信
第11回 ことばのアクションリサーチ
第12回 オーナーシップの四象限
第13回 災害報道における主体
第14回 復興報道のまなざし
第15回 まとめ/期末レポート作成

授業時間外学習 / Expected work outside of class

必要に応じて図書館やコモンズを活用して学習を進めること。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
ミニッツペーパー(50%)、期末レポート(50%)
ただし、提出必須のミニッツペーパーや演習の成果物を累積で3つ提出しなかった時点で、期末レポート課題の提出資格を失う(提出しても採点しませんので自動的に「不可」判定となります)。また、代筆や動画の無断コピー、生成AIの無断使用等の不正行為に関しては厳格に対処する。

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

ミニッツペーパーや期末レポートでは、各回で取り上げた基本的な問題や概念について正しく理解できているかどうかを評価する。特に、防災・減災の分野に関わる情報学ならびにジャーナリズム論の基礎的な知識が身についたか総合的に評価する。

教科書
Textbooks


講義中に、参考資料を都度、伝える。以下の参考書は、「災害情報論」と同じものである。

参考書
References

近藤誠司  災害報道とリアリティ  関西大学出版部  978-4-87354-747-3
近藤誠司  防災教育学の新機軸  関西大学出版部  978-4-87354-755-8
近藤誠司  コロナ禍と社会情報  関西大学出版部  978-4-87364-773-2
近藤誠司  災害情報学の挑戦  関西大学出版部  978-4-87354-790-9

フィードバックの方法
Feedback Method

メール等による質問に対しては、授業シリーズのなかでフィードバックをおこなう。

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

LMSにおけるメッセージ送信機能を使うこと。

備考
Other Comments

長年にわたるNHKでの実務経験を有する科目担当者が、防災・減災の分野に関わる情報学、およびジャーナリズム論の基礎的な知識を身につけることを目的として講義をおこなう授業科目です。
詳細は、授業概要・授業計画欄をご参照ください。

講義内容を収録した動画を「オンデマンド配信」します。動画はdropboxに事前に格納します。アクセスURLはLMSの資料として掲示します。原則、毎週水曜日の朝9時までに配信します(そして原則、1週間以内にミニッツを提出することを求めます)。動画は視聴期限が設定されていますので注意してください(ダウンロード不可)。スライド資料もLMSに掲示します。受講の留意点に関しては、第1回の講義のなかでガイダンスします。必ず確認してください。

BYOD〔ノートPC〕推奨。