- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 安全
- 時間割コード
Course Code - 75264
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - ヒューマンエラー
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- 担任者名
Instructor - 中村 隆宏
- 曜限
Day/Period - 他
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(オンデマンド配信型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
ヒューマンエラーと事故・災害との間に密接な関係があることは広く認識されているが、万全たる対応策は必ずしも確立されていない。ヒューマンエラーに対する誤った認識から誤った対策が導かれることにより安全対策の効果が損なわれ、事故や災害の再発につながる事態も起こりうる。
本講義では、身近な出来事から社会的に大きな影響を及ぼした大事故に至るまで様々な事例の背景要因を探りつつ、ヒューマンエラーの本質を把握し事故・災害を防止するための方策について考察する。到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
ヒューマンエラーに関する基礎的な知識を習得する
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
ヒューマンエラーに関する研究手法・研究対象について理解できる
③主体的な態度の観点
習得した知識を活用し、課題解決を図ることができる授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 ガイダンス(講義計画、成績評価の方法)
第2回 エラーとスキーマ
第3回 エラーの諸相①(思い込み)
第4回 エラーの諸相②(失念)
第5回 自動処理の問題点
第6回 エラーの諸相③(知識・経験)
第7回 チームエラー
第8回 エラーの諸相④(違反)
第9回 組織エラー
第10回 ヒューマンエラーの把握と理解①
第11回 ヒューマンエラーの把握と理解②
第12回 事例にみるヒューマンエラー
第13回 エラーの本質を考える①*6/29(土)2限:リアルタイムオンライン
第14回 エラーの本質を考える②*7/6(土)2限:リアルタイムオンライン
第15回 総括 -ヒューマンエラーと社会安全-授業時間外学習 / Expected work outside of class
知識習得のための授業内容の復習、および小レポートの作成・提出
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
平常試験(小レポート)100%基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点
小レポートの内容に基づいて評価する
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
小レポートの内容に基づいて評価する
③主体的な態度の観点
小レポートの内容・提出状況に基づいて評価する
- 教科書
Textbooks
特定の教科書は使用しない。ただし、必要に応じて講義レジュメ・資料を配布する。
-
参考書
References 篠原一光、中村隆宏 編 心理学から考えるヒューマンファクターズ -安全で快適な新時代へ 有斐閣ブックス
黒田勲 『「信じられないミス」はなぜ起こる-ヒューマンファクターの分析- 中災防新書
シドニー・デッカー ヒューマンエラーを理解する 実務者のためのフィールドガイド 海文堂
- フィードバックの方法
Feedback Method 関大LMS「掲示板」または電子メール(t_naka@kansai-u.ac.jp)を利用し、質疑応答に対応する。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 授業に関する質問・問合せ等については、LMSメッセージではなく、電子メール(t_naka@kansai-u.ac.jp)で連絡して下さい。
また、関大LMSに、講義毎の「掲示板」を設けます。
質問・意見等をこの掲示板に投稿することも出来ます。
- 備考
Other Comments ・この講義では、講義内容を収録した講義データ(動画)をオンデマンド配信します。
*例外として、第13回については6月28日(土)2限および4
限に、第14回については7月5日(土)2限および4限に、「リアルタイムオンライン講義」で行います。両日とも、2限あるいは4限のいずれかに出席して下さい。
・講義データは、Dropboxにアップロードします。講義データへのアクセスURLは、都度、関大LMS「掲示板」に掲出します。
・原則、春学期火曜日に講義データを配信します。配信日から1週間以内に視聴、およびレポート提出を行って下さい。
・関大LMSに配布資料をアップします。講義データ視聴の際の参考にして下さい。
・講義毎の小レポートは、関大LMSに設けるレポート提出BOXに提出して下さい。レポート課題に関しては、講義データ内で指示します。
・受講生への連絡は、関大LMS「掲示板」あるいは関大LMS「メッセージ機能」を利用します。
・BYODの対象ではありませんが、オンデマンド動画を視聴し、レポートを作成・提出できる環境(PC、通信など)を整えて下さい。