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学部・研究科
Faculty/Graduate School
安全
時間割コード
Course Code
75337
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
専門演習1
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
担任者名
Instructor
菅 磨志保
曜限
Day/Period
水6
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

演習(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

本専門演習では、①個人、②2〜5人のグループ、③ゼミ全体で゙取り組む課題を設定し、適宜、課題に取り組んでもらう。
3年次に年間を通じて行う演習の前半に当たる本演習(専門演習Ⅰ)では、専門分野の基礎文献を輪読した上で、グループ毎に卒業研究につながる任意のテーマを選び、当該テーマに関する文献・資料リストを作成し、それらを読み込み(文献ノートの蓄積)、必要な資料の収集と分析を進め、結果を報告する能力(口頭発表と研究成果報告書の作成)を養う。
なお、夏季休暇中(又はその前)に集中演習を行う。4回生と合同で行う場合は、卒業研究の中間報告を聞き、秋学期に続く専門演習Ⅱにつなぐ(※)

(※)専門演習Ⅱでは、学習の進捗状況を見ながら、卒業研究演習との連動を試みる。卒業研究演習の履修者に付いて卒業研究のサポート(資料の作成を手伝う等)を行い、卒業研究をまとめていくプロセスを体得していく。

到達目標 / Course Objectives

①各回で取り上げた基礎的概念・テーマについて理解する
②社会学的な調査研究方法について知り、理解を深める
③グループワークにより、共同で課題を遂行する能力を身につける
④卒業論文の作成に向けて、研究の分野・対象・方法について大まかな方向性を決める。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
・プレゼンテーション(スピーチ、模擬授業等含む)
・課題探究(プロジェクト学習、課題解決型学習、ケーススタディ等含む)
・フィールドワーク
・オンラインのコミュニケーションツール(Zoom、slack等)を介した個別指導
・データストレージ(Dropbox、GoogleDrive)を介した共同作業(共同執筆・編集、データ収集・分析等)

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

第1回  ガイダンス(演習の進め方、グループ分け、プレゼンテーションソフトを用いた発表のデモンストレーション)
第2回  基礎文献の輪読(1)
第3回  基礎文献の輪読(2)
第4回  基礎文献の輪読(3)
第5回  基礎文献の輪読(4)
第6回  基礎文献の輪読(5)
第7回  グループ別研究テーマ・研究内容の検討
第8回  プレゼンテーションソフトの使用に関する要点解説
第9回  グループ別スライド作成作業(1)
第10回  グループ別スライド作成作業(2)
第11回  グループ別スライド作成作業(3)
第12回  グループ別スライド作成作業(4)
第13回  グループ別研究成果の発表と講評(1):4年と合同の演習
第14回  グループ別研究成果の発表と講評(2):4年と合同の演習
第15回  卒業研究論文作成のためのオリエンテーション

授業時間外学習 / Expected work outside of class

演習では、授業で行う内容と並行して、個人又はグループ単位で、それぞれが設定した研究課題に取り組んでもらう形になる。課題への取り組みは、基本的に授業時間外に進めてもらうことになる。必要に応じて、教員を含めた研究打合せなども行うが、課題への取り組みは、自発性を尊重して進めてもらう形を取りたい。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
課題レポート50%、グループワーク(時間外に行う共同作業含む)への参加度25%、演習時の発表・討論25%を目安とする。

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

①各回で取り上げた基礎的概念・先行研究・社会学的な調査研究方法を適切に理解し、自身の研究で適切に使用できるかを評価する
②論理性・客観性あるレポートが書けているかを評価する
③共同で課題を遂行する能力を身につけられたかを評価する

教科書
Textbooks


教科書として特定の文献は指定しないが、演習の進捗に応じて、適宜、紹介する。
履修者は、紹介された文献以外のものも含め、自分が取り組んでいる調査・研究に関連する文献を探してリストを作成し、その文献を実際に手に取ってみる(図書館・本屋等で)こと、自分に必要な文献リストを作成することを心掛けて欲しい。

参考書
References

明石芳彦  社会科学系論文の書き方  ミネルヴァ書房  
半澤誠司     武者忠彦    地域分析ハンドブック  ナカニシヤ出版    9784779509179
早瀬昇・水谷綾・永井美佳・岡村こず恵ほか  テキスト市民活動論  大阪ボランティア協会  

演習の進捗に応じて、時間中に適時、紹介する。
履修者は、紹介された文献以外のものも含め、自分が取り組んでいる調査・研究に関連する文献を探してリストを作成し、その文献を実際に手に取って(図書館・本屋等で)みること、自分に必要な文献リストを作成することを心掛けて欲しい。

フィードバックの方法
Feedback Method

全員に伝えたいことは演習時間内またはオフィスアワーを通じて行う。
作成した課題や個別の成果物等へのコメントについては、データストレージ(Dropbox、GoogleDrivel等)やコミュニケーションツール(Slack等)を介して行い、必要に応じて面談して(対面、又はZoom等のオンライン)伝える。

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

オフィスアワー
その他:e-mail、Dropboxなど

備考
Other Comments

(1)出欠について
・原則、演習回数の80%以上の出席が求められる
(2)BYOD〔ノートPC〕の必要性について
・A:ほぼ毎回BYOD〔ノートPC〕を使用する
(3)BYOD〔ノートPC〕に関する留意事項について
・授業内でノートPCの設定等、基礎的な説明は行わない。事前に必要な設定・充電を済ませるなど、各自で準備をしてから演習に臨むこと