- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 安全
- 時間割コード
Course Code - 75224
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 安全システム論
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- 担任者名
Instructor - 細川 茂雄
- 曜限
Day/Period - 木4
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
近代社会は工業化が進み、工業機器・プラントなどの安全運用を無くしては、社会の安全を実現できない。工業機器・プラントの安全運用を担保するためには、安全システムが不可欠であり、様々な安全システムが実装され、安全運用が実現されている。また、安全システムはこれまでの事故や災害から学んだ智の成果という側面もある。本講義では、安全システムの企画・設計・開発における基本的な考え方を解説するとともに、生活に密着した身近な安全システムからプラントなどの大規模な安全システムまで、過去の事故事例なども織り交ぜながら解説する。また、安全システムがあるにも関わらず生じた事故事例、運用上の問題なども講述する。
到達目標 / Course Objectives
①知識・技術の観点
・安全システムを理解する基礎知識を修得する。
・安全システムの考え方、種類と概要に関する知識を修得する。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・安全システムの企画、設計、開発、運用における基本的な考え方を身につける。
③主体的な態度の観点
・社会生活・活動における安全システムの理解と重要性に対する意識が高まる。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 安全システムとは
第2回 設計と安全
第3回 安全設計の考え方
第4回 自動車の安全システム(1)
第5回 自動車の安全システム(2)
第6回 飛行機の安全システム(1)
第7回 飛行機の安全システム(2)
第8回 プラントの安全システム(1)
第9回 プラントの安全システム(2)
第10回 鉄道の安全システム
第11回 船舶の安全システム
第12回 安全システムのためのセンサー
第13回 安全性解析手法
第14回 今後の安全システム
第15回 まとめ授業時間外学習 / Expected work outside of class
講義資料の事前チェック、講義に関連する事項の自主的な調査
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験(筆記試験)の成績と平常成績で総合評価する。
80%以上講義に出席と定期試験の評価が60%以上を前提とする。
成績評価割合は、定期試験70%、平常成績30%とする。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技術の観点
・安全システムを理解する基礎知識を問う設問(30%)。
・安全システムの考え方、種類と概要に関する知識を問う問題(30%)。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・安全システムの企画、設計、開発、運用における基本的な考え方を問う問題(40%)。
③主体的な態度の観点
- 教科書
Textbooks
特に指定はしない。ただし講義資料を配布する。
-
参考書
References 赤木新介 『設計工学(上下)』 (コロナ社)1991年
畑村洋太郎 『現代工学の基礎1 設計の方法論』 (岩波書店)2000年
- フィードバックの方法
Feedback Method 受講生からのコメント質問などには,講義中,講義後,場合によってはメールにてフィードバックする。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact オフィスアワー:
月曜2限・昼休み(ただし、出張、会議等で不在の場合がある)
メールアドレス:hosokawa@kansai-u.ac.jp
- 備考
Other Comments BYOD〔ノートPC〕を使用しない。