- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 安全
- 時間割コード
Course Code - 75294
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 社会調査実習1
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春(隔・ク)/1
- 担任者名
Instructor - 廣川 空美
- 曜限
Day/Period - 月4/月5
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
実験・実習・製図(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
社会調査法と統計分析の基礎知識に基づき、調査票を用いた社会調査を実践する力を養う。社会調査実習2との連続授業である。本科目では、調査テーマを自ら設定して、関連する先行研究の検討に基づいて新たな仮説を構成する。仮説の検証のために必要な変数を質問項目にして、調査票を作成する。調査に適したサンプリングを検討して、オンライン調査を実施してデータを収集する。統計ソフトを使用して仮説を検証するために統計分析を行う。
到達目標 / Course Objectives
社会調査を実践するための基本的知識を身につける。
授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
・プレゼンテーション(スピーチ、模擬授業等含む)
・課題探究(プロジェクト学習、課題解決型学習、ケーススタディ等含む)
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
1 ガイダンス:実習の目的と全体の概要、進め方を説明する。関心のある調査テーマを掘り起こす。
2 調査の企画:先行研究の確認
調査テーマを明確にし、絞り込む。調査テーマに関する先行研究の検索と講読を行う。
3-4 調査の企画:課題の明確化
先行研究について調べたことを発表する。それに基づき、調査で新たに検証すべき課題を検討する。
5-6 調査の企画:仮説の構築
仮説を検証するために必要なサンプリングと質問項目を検討する。
7-8 質問項目の作成
ワーディングなど質問項目を精査し、フェイス項目を考える。
9 調査票(調査1)の作成
質問項目に対する教示、設問順を検討する。回答に要する時間を確認する。
10 調査1の実査を行う。
11調査1の結果の検討:回答のコーディング、データクリーニングを行う。記述統計を確認する。
12-13 仮説検証の分析
相関や差の検定を用いて仮説の検証をする。さらに、その結果に基づき追加分析も検討する。
14 調査結果の発表
15 全体のまとめ授業時間外学習 / Expected work outside of class
調査テーマの設定や分析後の考察には多面的な洞察力が必要となり、授業時間外でも日頃から社会の事象に関心を高めておくこと。
社会調査法やデータ解析の知識が必要になるため、関連科目の復習をしておくこと。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
授業参加度40%
レポート60%基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
授業参加度及び各作業に対する取り組みを考慮し,最終報告書にて社会調査の基本的知識が正しく理解できているかどうかを評価する。
- 教科書
Textbooks 岸学 SPSSによるやさしい統計学 第2版 オーム社 4274068706
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参考書
References 大谷信介・木下栄二・後藤範章・小松洋 新・社会調査へのアプローチ ミネルヴァ書房
岩井紀子・保田時男 調査データ分析の基礎 有斐閣
- フィードバックの方法
Feedback Method 課題に対するフィードバックについては授業内でコメントをする。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact メールにて対応する。
- 備考
Other Comments 「社会調査実習2」との連続授業(組み合わせ科目)であり、同時に履修することが望ましい。
「社会調査法」または「社会調査の基礎」を修得していることが望ましい。
「統計データ解析実習1」および「統計データ解析実習2」を修得していることが望ましい。
授業は隔週2コマずつで行う。
A:ほぼ毎回BYOD〔ノートPC〕を使用する。