2025 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
安全
時間割コード
Course Code
75448
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
社会安全実践演習(危機管理本部運営)
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
夏集/2
担任者名
Instructor
永松 伸吾/奥村 与志弘/越山 健治/小山 倫史/近藤 誠司/大野 哲之
曜限
Day/Period
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

巨大災害や大規模事故が発生した際に、その被害の拡大を防止し、人命や財産の被害を極小化することは社会安全の主要なテーマの一つである。この演習では、巨大地震災害が発生した架空自治体T市の災害対策本部運営に関する図上演習を行う。受講者はT市の職員として、それぞれの所属する組織において直下型地震への対応を行い、最終的には、参加者全員がISO22320(社会セキュリティ緊急事態管理)に沿った災害対応を行えることを演習の目的とする。すなわち、共通の状況認識(COP)を構築し、目標による管理(Management  by  Objective)を実施するための、危機対応計画(IAP)をそれぞれのグループ毎に構築することが演習の直接的な目的となる。この演習を通じて、ISO22320にそった危機管理本部運営に習熟することが本演習の最終目的である。

到達目標 / Course Objectives

ISO22320に沿った危機管理本部運営について習熟する。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
・プレゼンテーション(スピーチ、模擬授業等含む)

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

【1日目】
第1回 組織の危機管理概論
第2回 危機対応時の意思決定のしくみ
第3回 自治体の災害対応事例
第4回 COPとIAPに関する個人演習(クマ演習) 
第5回 危機対応時の情報処理
【2日目】
第6回 グループ分け・演習オリエンテーション・アイスブレーク
第7回 演習第1ステージ
第8回 演習第1ステージ
第9回 本部資料作成
第10回 COPの共有
【3日目】
第11回 演習第2ステージ
第12回 COPの作成
第13回 IAPの作成
第14回 COP&IAPの共有
第15回 振り返り

授業時間外学習 / Expected work outside of class

適宜指示する。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
平常点(20点×3日=60点)+講義終了後のレポート(40点)とする。

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

すべてのコマに出席することが前提である。いかなる理由があっても4コマ相当分以上欠席すれば単位は認められない。それ未満の欠席についても応分の減点を行う。
平常点は、ミッション遂行のために積極的にチームに貢献しようとしないものについて減点する。レポートは、組織の危機管理についての理解度を問うものである。

教科書
Textbooks

参考書
References

フィードバックの方法
Feedback Method

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

オフィスアワー 月曜2限

備考
Other Comments

今年度の開催日程は8月1日(金)8月4日(月)8月5日(火)の予定である。

(1)  BYOD[ノートPC]の必要性について
 A:ほぼ毎回BYOD[ノートPC]を使用する.
(2)BYOD〔ノートPC〕に関する留意事項について
ワード・エクセル・パワーポイントが利用できること。PDFファイルの閲覧が可能なこと。

・問い合わせ方法
担当教員にメール nagamatu@kansai-u.ac.jp
もしくはLMSを通じて行うこと。