2025 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
安全
時間割コード
Course Code
75288
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
統計データ解析実習1
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/1
担任者名
Instructor
辻川 典文
曜限
Day/Period
月1
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

実験・実習・製図(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

本講義では、論文や調査報告書などを読む際に必要となる統計情報の基本的な知識について学ぶ。また実際にデータ解析を行いながら統計についての理解を深めていく。

到達目標 / Course Objectives

到達目標はおもに以下の5点である、(1)単純集計、度数分布、クロス集計表などのデータのまとめ方を理解する。(2)代表値、散布度などの記述統計量を理解する。(3)χ2検定や相関係数などの2変数間の関係性の表し方や意味について理解する。(4)統計ソフトの利用の仕方を理解する。(5)資料収集の方法を理解する。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

第1回  イントロダクション: 分析の意義と目的について学ぶ
第2回  記述統計量(1) データの特徴: 尺度の種類(名義尺度、順序尺度、間隔尺度、比率尺度)について学ぶ
第3回  記述統計量(2) 単純集計: 度数分布や棒グラフなど各種データのまとめ方、描き方を学ぶ
第4回  記述統計量(3) 代表値と散布度: 平均値、最頻値、中央値、標準偏差、四分領域、範囲について学ぶ
第5回  仮説検定について: 統計的仮説検定について学ぶ
第6回  関連性を知る(1) クロス集計とχ2検定: 質的データ同士の関連性について学ぶ
第7回  関連性を知る(2) 相関係数: 量的データ同士の関連性について学ぶ
第8回  関連性を知る(3) 偏相関、疑似相関、相関関係と因果関係
第9回  統計ソフトの使い方  ExcelとSPSS(1): 統計ソフトを利用し、これまでの統計方法を復習 
第10回  統計ソフトの使い方  ExcelとSPSS(2): 統計ソフトを利用しながら結果のまとめ方を学ぶ
第11回  統計データの集め方と読み方(1): 様々な統計データの集め方を学ぶ
第12回  統計データの集め方と読み方(2): 論文や官庁の報告書などで使われている統計資料の読み方を学ぶ
第13回  統計データの集め方と読み方(3): 論文や官庁の報告書などで使われている統計資料の読み方を学ぶ
第14回  復習
第15回  最終課題

授業時間外学習 / Expected work outside of class

講義で十分に理解できなかった課題に関して、次の授業までに解けるように復習しておくこと。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
平常成績(授業の課題40%、授業への参加度10%)、最終課題(50%)

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

授業時の課題と最終課題において、到達目標(1)から(5)が達成できているかどうかで評価する。

教科書
Textbooks


教科書は使用しない。授業時にプリントを用意する。

参考書
References

浦上昌則・脇田  貴文  心理学・社会科学研究のための調査系論文の読み方 改訂版  東京図書株式会社  

資料や参考書は講義時に適宜紹介する

フィードバックの方法
Feedback Method

課題について授業中に適宜フィードバックを行う

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

備考
Other Comments

BYOD〔ノートPC〕を使用しない。