- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 安全
- 時間割コード
Course Code - 75266
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 群集安全論
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- 担任者名
Instructor - 川口 寿裕
- 曜限
Day/Period - 月4
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
歩行者(人間)の行動は複雑である。特に多くの人が集まると、互いの相互作用により、その挙動はより複雑になる。また、人々が過度に密集した場所では群集事故が発生することもある。本講義では歩行者あるいは群集の挙動について解説し、群集事故の特徴やメカニズムについて説明する。
近年、歩行者の挙動を予測するためのシミュレーションモデルがいくつか開発されている。本講義ではそれらの手法を分類し、それぞれの長所・短所について説明する。さらに、IT室のコンピュータを用いて実際に簡単な歩行者シミュレーションのプログラムを作成する。
なお、本講義では「社会安全のための数学I」「社会安全のための数学II」および「自然科学概論」で学習する知識を用いる。これらの科目を履修済みであるか、本講義と並行して履修することを強く薦める。到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
・歩行者の行動や群集事故に関する基礎知識を習得する。
・歩行者シミュレーションに必要な基本的なスキルを習得する。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・歩行者挙動を適切に表現する簡易なプログラムを作成する。
③主体的な態度の観点
・講義内の演習および宿題に主体的に取り組む。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・プログラミング実習
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 ガイダンス(講義計画、成績評価の方法など)
第2回 各種事故の分類と歴史
第3回 群集事故の分類と歴史
第4回 計算機シミュレーションの基礎
第5回 歩行者シミュレーションの分類
第6回 セルオートマトン
第7回 コンピュータ演習(1)
第8回 コンピュータ演習(2)
第9回 力学の基礎
第10回 粒子モデル
第11回 プログラミング実習(1)
第12回 プログラミング実習(2)
第13回 プログラミング実習(3)
第14回 プログラミング実習(4)
第15回 総括と討論授業時間外学習 / Expected work outside of class
講義資料を事前にダウンロードし、予習して講義に臨むこと。また、講義後に講義内容を復習しておくこと。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験(筆記試験)の成績で評価する。
定期試験:80%,平常点:20%基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点
・歩行者の行動や群集事故に関する基礎知識を習得できているか。
・歩行者シミュレーションに必要な基本的なスキルを習得できているか。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・歩行者挙動を適切に表現する簡易なプログラムを作成できるか。
③主体的な態度の観点
・講義内の演習および宿題に主体的に取り組んだか。
- 教科書
Textbooks
特に指定しない。ただし、講義資料を配付する。
-
参考書
References
特に指定しない。
- フィードバックの方法
Feedback Method
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact オフィスアワー
M1004室に在室時は可能な限り対応します。
その他
- 備考
Other Comments (1) BYOD [ノートPC] の必要性について
B:BYOD [ノートPC] を使用する場合がある
(2) BYOD [ノートPC] に関する留意事項について
Microsoft Excelを用いた演習を1〜2回実施します。事前に必要な設定・充電を済ませた上で授業に臨んでください。