- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 安全
- 時間割コード
Course Code - 75258
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - BCP
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- 担任者名
Instructor - 和田 健太郎/秋元 康男/細谷 裕一
- 曜限
Day/Period - 木2
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
本授業では、公的なサービスの供給や民間企業のビジネス等の事業活動について、自然災害等によって一時的に活動の継続が困難になった場合においても、事業が対象とする顧客の信頼を失わないための事前の分析や準備を含む危機管理マネジメント計画(事業継続計画:BCP)に関する方法論を学ぶものである。授業の具体の内容としては、事業活動リスクのとらえ方や評価の仕方、国際基準が求めるBCPの考え方、一般企業のビジネスを事例とした事業継続計画の作成手法と作成事例などについて学ぶ。
到達目標 / Course Objectives
①事業活動に係るリスク論の基礎を理解する。
②危機管理マネジメントとしてのBCPの考え方と計画論を理解する。
③公的なサービス供給事業の活動に関するBCP作成の基礎的手法を理解する。
④民間企業のビジネス事業活動に関するBCP作成の基礎的手法を理解する。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1~3週:総論(BCPの概念、歴史、考え方、国際基準、基本となる手順と手法等)
第4~5週および第10~12週:企業BCP論(企業BCP作成のプロセスと手法、事業影響度分析、リスクアセスメント、事例研究等)
第6~9週:行政機関BCP論(機能継続計画の概要、作成の現状と課題、事例研究等)
第13~14週:レポート作成及び演習実施の準備(BCP作成の基礎理論および分析手法の習得、事例を踏まえた考察等)
第15週:成果についての検討、補足講義、質疑応答授業時間外学習 / Expected work outside of class
①授業に関連して参考資料、文献を紹介するので、うち1冊でも読んでおくと理解が深まる。
②演習では、BCPの作成事例のレビュー又は自らの手による分析手法の実践を限られた時間内に行う必要があるため、あらかじめ与えられた演習テーマの中から1課題を選定し、予習及び復習を行うことが望ましい。
③演習及び成果発表を円滑に行うため、マイクロソフト・オフィス(ワード、エクセル、パワーポイント)の基本的な操作法を学んでおくことが望ましい。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
論文(レポート)の成績と出席及び授業態度等の平常点に基づく総合評価を行う。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
授業で扱った概念やBCP作成事例のレビュー、分析手法に関する課題を指定するので、それらの中から1件を選定して、その概要と課題、課題解決に向けた自己の意見等を述べるレポートに対して、理解の正確さ・深さ、内容の妥当性・論理性、論題への取り組み姿勢・真摯さ、意見の独自性、文章や図表の見易さ等の評価を行う。
また平常成績としては、出席回数の評価、受講態度の評価、演習及び成果発表における討議や作業、プレゼンテーションへの参加の積極性、貢献度の評価等の評価を行う。
- 教科書
Textbooks 小野憲司、三菱UFJリサーチ&コンサルティング 事業継続のためのマネジメント 地域と企業の生き残り 成山堂書店
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参考書
References 池田龍彦、小野憲司 大規模災害時の港湾機能継続マネジメント 公益社団法人日本港湾協会
緒方順一,石丸英治 BCP(事業継続計画)入門 日経文庫
昆正和 実践BCP策定マニュアル (株)オーム社
- フィードバックの方法
Feedback Method
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 関大LMS「メッセージ」
- 備考
Other Comments BYOD〔ノートPC〕を使用しない。