- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 安全
- 時間割コード
Course Code - 75252
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - リスク評価法
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- 担任者名
Instructor - 一井 康二
- 曜限
Day/Period - 金5
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
本講義では、日常生活における様々なリスクを評価する考え方や手法にを取り扱う。自然災害や事故、薬物等、分野によってリスクの考え方や捉え方は異なるが、それぞれの考え方を比較しつつ、包括的に学ぶ。
到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
・様々な問題に応じて、リスクを規定する要因を指摘できる。
・確率と影響の双方の観点からリスクの大きさを評価できる。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・様々なリスクの考え方、定義を説明できる。
・それぞれのリスクの評価法において、前提条件や適用限界を指摘できる。
③主体的な態度の観点
・様々なタイプのリスクの問題について、自らの生活に関連した問題としてとらえ、真摯に向き合って課題に取り組むことができる。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回:リスクの考え方と様々なリスクの定義
第2回:一人当たり(一世帯当たり)、一年あたり、で考えよう
~住生活のリスク評価~
第3回:どれで割り算することが適切か ~交通安全のリスク評価~
第4回:因果関係を確認する実験方法
第5回:クスリの安全性と効果の評価 ~治験~
第6回:リスク評価のための行政の仕組み
~食物の安全性評価を例に~
第7回:たまに生じる現象の評価 ~自然災害とポアソン過程~
第8回:被害の有無を評価する
~脆弱度の評価とフラジリティ曲線~
第9回:どんなことが生じるのか
~危険物とイベントツリー解析~
第10回:未経験の現象の確率評価
~フォールトツリー解析~
第11回:金融のリスクとボラティリティ評価
~モンテカルロシミュレーション~
第12回:分散投資でリスクを軽減
~物事には理屈が重要~
第13回:放射能のリスク評価
~しきい値、相対リスク、寄与リスク~
第14回:リスク評価のための工学的な計測技術
第15回:種々のリスク評価の振り返り、総括授業時間外学習 / Expected work outside of class
毎回の講義で、必要に応じて指示する。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験(筆記試験)の成績と平常成績で総合評価する。
定期試験(60%)、レポート類40%とする。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点
・様々な問題のリスクを規定する要因を指摘できるか
・確率と影響の双方の観点からリスクの大きさを評価できるか
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・様々なリスクの考え方や定義を説明できるか
・リスク評価法における前提条件や適用限界を指摘できるか
③主体的な態度の観点
・様々なリスクの問題について、真摯に課題に取り組んだか
- 教科書
Textbooks
現時点で教科書は設定していない。
適切な教科書が見つかった場合、別途講義内で指示をする。
-
参考書
References
別途講義内で適切な参考書は紹介する。
- フィードバックの方法
Feedback Method 講義を通じてフィードバックを行う
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact オフィスアワーは設けていない。
LMSのメッセージ機能を用いて問い合わせること
- 備考
Other Comments レポート課題は不定期に実施する。提出期限を過ぎた場合は,減点対象となるが,期末試験直前まではレポートの提出を受け付ける.
BYOD〔ノートPC〕を使用しない。