- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 安全
- 時間割コード
Course Code - 75226
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 防災教育
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- 担任者名
Instructor - 城下 英行
- 曜限
Day/Period - 月5
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
本講義では、日本の防災対策を概観し、現在抱えている防災上の課題について紹介する。その上で、防災上の課題を解決するために求められる防災教育のあり方について、防災学と教育学の側面から講義する。また、学校における防災教育の現状を理解するため、学校における防災教育の歴史についても紹介する。さらに海外における防災事例や防災教育事例についても紹介する。
なお、講義中にノートパソコンやタブレット等でノートを取っても、本講義では「自筆ノート」とは扱わないので、注意すること。到達目標 / Course Objectives
(1)知識・技能の観点
・日本の防災対策の特徴について理解している。
・日本の防災教育の特徴について理解している。
(2)思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・防災上の課題を解決するための防災教育のあり方について具体的に説明できる。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 防災教育は、防災に関する知識伝達か?
第2回 私たちは何のために学ぶのか?
第3回 私たちはとても学びやすい存在
第4回 災害と事故
第5回 日本の防災対策の歴史
第6回 ネパールにおける災害
第7回 2015年ネパール地震
第8回 生活の中の防災
第9回 日本の防災教育の歴史(1):第二次世界大戦まで
第10回 日本の防災教育の歴史(2):第二次世界大戦以降
第11回 日本の防災教育の歴史(3):1995年以降
第12回 海外の防災教育
第13回 防災教育の実例(1):小・中学校における防災教育
第14回 防災教育の実例(2):地震観測所における活動
第15回 防災教育の実例(3):地域住民主体の活動授業時間外学習 / Expected work outside of class
ノートを読み返したり、参考書を読むなどして、講義内容の理解に努めるよう復習を行うこと。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験(筆記試験)の成績と平常成績で総合評価する。
定期試験(70%)、講義中の課題(30%)基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
(1)知識・技能の観点
・講義内容の理解度を評価する小レポート(30%)
・日本の防災対策の特徴、日本の防災教育の特徴についての理解度を評価する設問(30~40%)
(2)思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・防災上の課題を解決するための防災教育のあり方についての理解度を評価する設問(30~40%)
(3)主体的な態度の観点
- 教科書
Textbooks
教科書は使用しない。必要に応じて資料を配布する。
-
参考書
References 矢守克也・宮本匠 編 『現場(フィールド)でつくる減災学』 (新曜社)2016年
矢守克也・藤森立男編 復興と支援の災害心理学 (福村出版)2012年
矢守克也 『防災人間科学』 (東京大学出版会)2009年
- フィードバックの方法
Feedback Method
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 電子メールにてアポを取ってください。
- 備考
Other Comments BYOD〔ノートPC〕を使⽤しない。