- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 安全
- 時間割コード
Course Code - 75225
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 安全の思想
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- 担任者名
Instructor - 菅原 慎悦
- 曜限
Day/Period - 水2
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
「安全」とは科学的に定まるものだと思われがちだが、安全の考え方や視点は歴史的・社会的に大きく変化を遂げてきている。そのなかには、事故から学習する過程で新たに提起された視点もあれば、様々な制約の下で安全を何とか実現したいという必要性から構築されてきた考え方もある。本講義では原子力を具体例にとり、安全の考え方がどのようにつくられてきたのかを学ぶとともに、関連する社会科学的な視点も合わせて理解し、様々な社会安全の問題について批判的・能動的に考えるための素養を身につける。本講義では原子力の事例を中心に扱うが、理工系の素養は前提とせず、数学や物理学を未履修の者も歓迎する。
到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
技術システムの安全に関する基本的な概念や用語と、それが生み出されてきた背景を理解し、説明することができる。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
技術システムの安全がどのような考え方に基づいているかを理解し、他の安全問題についても同様な思考を展開することができる。
③主体的な態度の観点
日々の生活の中で直面する、あるいは社会的に注目されている安全に関する諸問題について、自ら調べて考える態度を身につける。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 イントロ:「安全」とは何か
第2回 事故から学ぶ(1):スリーマイル島事故と通常事故論
第3回 事故から学ぶ(2):チョルノービリ事故と安全文化
第4回 事故から学ぶ(3):組織事故論と高信頼性組織
第5回 事故から学ぶ(4):福島第一原発事故1(事故概要)
第6回 事故から学ぶ(5):福島第一原発事故2(津波想定)
第7回 事故から学ぶ(6):福島第一原発事故3(予測と防災)
第8回 安全の論理(1):安全確保の責任と役割
オンデマンド回 :安全の論理(2):決定論と確率論(90分)
第9回 安全の論理(3):安全目標
第10回 放射線防護(1):放射線防護の歴史
第11回 放射線防護(2):最適化とALARA
第12回 放射性廃棄物処分(1):地層処分と社会
第13回 放射性廃棄物処分(2):10万年後の安全
第14回 まとめ授業時間外学習 / Expected work outside of class
授業中に紹介する参考文献などを通して、技術に関係する事故事例や安全の考え方について自ら積極的に理解を深めること。また、安全に関する社会問題等についても積極的に関心を持ち、考える習慣をつくること。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験(筆記試験)の成績と平常成績で総合評価する。
ミニッツペーパー(30%)、定期試験(70%)
ほぼ毎回、簡単なミニッツ・ペーパーを書いてもらいます(LMS利用)基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点
技術システムの安全に関する基本的な概念や用語をどの程度理解できているか。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
講義で修得した安全に関する考え方を、他の安全問題に適切に応用できるか。
③主体的な態度の観点
安全に関する身近な問題について主体的・能動的に考える習慣をつけられるか。
- 教科書
Textbooks
-
参考書
References 寿楽浩太(2020) 『科学技術の失敗から学ぶということ: リスクとレジリエンスの時代に向けて』 オーム社
- フィードバックの方法
Feedback Method
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact ミニッツ・ペーパーにて、質問も受け付けます。
- 備考
Other Comments BYOD〔ノートPC〕を使用しない。
オンデマンド配信回について
配信元:関大LMS
配信時期:履修者の理解状況等を踏まえて多少の変更が生じる可能性がある。具体的な配信時期や期限は、講義中及びLMS上で伝える。