2025 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
安全
時間割コード
Course Code
75234
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
コンプライアンス論
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
担任者名
Instructor
小野 梓
曜限
Day/Period
火5
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

コンプライアンス研究とは、社会安全学における「社会災害」、すなわち人間と社会に被害を与える災害を対象とし、企業の立場から解決を図る研究アプローチの総称である。
本講義では、企業の事業活動に関わる法令の基礎を学ぶとともに、リスクマネジメント論、企業の社会的責任論(CSR)など、企業経営にかかわる学問分野から企業のあるべき姿を探究する。
本講義を通して、コンプライアンスとは何か、なぜコンプライアンスに取り組まなければならないのかを理解し、将来の経営者・経営幹部に必要な素養を身に付ける。

到達目標 / Course Objectives

①知識・技能の観点
企業活動に係る法学及びコーポレートガバナンスの基礎的な知識を修得し、コンプライアンス・プログラムの仕組みと効果を説明できる。

②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
企業内における経営者と従業員それぞれの立場に即した現実的なコンプライアンスのポイントについて説明できる。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

第1回 ガイダンス
第2回 法令遵守と企業倫理とコンプライアンス
第3回 コーポレートガバナンス1(取締役の義務と責任)
第4回 コーポレートガバナンス2(株主代表訴訟と経営判断原則)
第5回 内部統制システム
第6回 リスクマネジメント
第7回 クライシスマネジメントとBCP(事業継続計画)
第8回 監査
第9回 グループ内部統制システム
第10回 CSRとコンプライアンス
第11回 企業文化とコンプライアンス
第12回 リーダーシップとコンプライアンス
第13回 インテグリティとコンプライアンス
第14回 安全マネジメントとコンプライアンス
第15回 企業事例から考えるコンプライアンス

授業時間外学習 / Expected work outside of class

講義内容と授業中に学習した内容を活用して、復習してください。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験(筆記試験)の成績と平常成績で総合評価する。
成績評価割合:定期試験(50%)、授業中又は授業後の発言・質問等(50%)

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

①知識・技能の観点
・基礎的な概念や用語の定義・内容を問う設問(10%)
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・学説を捉える視点に関する論述問題(40%)
③主体的な態度の観点
・授業への出席、授業中又は授業後の発言等(50%)
※GoogleフォームのURLをお知らせしますので、質問や意見を投稿してください。
URLについては、このシラバスの「備考」を確認してください。

教科書
Textbooks

國廣正  『企業不祥事を防ぐ』  (日本経済新聞出版)  4532323037

参考書
References

ニュートン・コンサルティング株式会社監修、勝俣良介  『世界一わかりやすい  リスクマネジメント集中講座』  (オーム社)  4274221385
中村直人  『ケースから考える内部統制システムの構築』  (商事法務)  478572580X

・『世界一わかりやすい  リスクマネジメント集中講座』は、読みやすい本ですので、リスクマネジメントに興味がある方はご覧ください。

・『ケースから考える内部統制システムの構築』は、難度の高い本ですので、購入する場合は留意してください。

フィードバックの方法
Feedback Method

授業中又は授業後の発言等に対するフィードバックは講義時間を通して行います。

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

オフィスアワー
・授業の前後に対応します。
その他
・質問があれば、Googleフォーム中にコメントができる欄を用意していますので、記入の上、投稿してください。
※返信が必要な場合は、自身の連絡先を併せて記載してください。なお、連絡先の個人情報は問合せへの対応にのみ利用し、第15回講義終了時にはこれを削除します。

備考
Other Comments

1.講義の特⻑
企業での実務経験を有する科目担当者が、コンプライアンス、内部統制、リスクマネジメントの学際的視座から、効果的なコンプライアンス体制のあり方と、合理的な経営判断の基準を探求し、将来の経営幹部に必要な素養を身につけることを目的とした授業科目です。詳細は授業概要・授業計画欄を参照してください。

2.Googleフォームでの回答について
授業に関して、毎回Googleフォームからの回答を求めます。
授業中及び授業後には、BYODやスマートフォンなどからGoogleフォームにアクセスできるようにしてください。
初回分は、次のURLを利用してください。
https://forms.gle/gmSfniikA12Xz1WN9
※フォーム内には、次回分の授業のGoogleフォームのリンク先も併せて記載しています。

3.BYODの使用について
BYOD〔ノートPC〕を使用して問題ないです。
なお、音声はミュートにする、タイプ音には留意するなど、周囲に迷惑のかからない範囲で使用してください。
また、授業内でノートPCの設定等の基礎的な説明は行いませんので注意してください。